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06 October

ナナリーの能力についての考察

  まだ最終回までちゃんと見ていないのですが、手持ちの情報を元にナナリーの能力とその行動についてあれこれ考えてみました。
 彼女の批判も出てくると思うので、お気をつけください。







 最初の論点は、ナナリーの読心能力がいつ発動したかです。可能性としては三つ。

①マリアンヌによる遺伝子操作などにより(恐らく意図せず)読心能力が備わって生まれてきた。
②C.C.と契約した。
③ブラックリベリオンの折、V.V.がナナリーに特殊な力を与えた。

 公式でどのように仰っているのかは分かりませんが、私は①だと予想しています。V.V.がナナリーに力を与えたところで彼らには何のメリットもありませんし。
 ②はブラックリベリオンで「V.V.が何か暗躍している」のではなく「ナナリーが攫われた」と言っていることから予想したのですが、最終回でナナリーの瞳が赤くなっているということを聞いたことも画像を見たこともなくて・・・。ギアスに似ている別の力を与えられるというのなら話は別なのですが。


 ①だとすると一つ気になってくるのが、ナナリーは父親たちの計画を知っていたか、ということです。
 もしも生まれた頃から読心能力があったとしたら、一度は触れているであろうマリアンヌから情報を得たことでしょう。発現が日本に行った後ならば知らないのでしょうが。
 まあ幼いナナリーが彼らの計画を知ったとしても、意味が分からないだけだとは思います。思わず取り乱してしまったとしても、また子供の癇癪かという程度で周囲も気に留めないでしょうし。けれど『ギアス』『C.C.』という言葉を先に知るという意味では、重要なポイントではあるでしょう。

 では、もしそのことでV.V.たちから警戒されていたとしたら?ナナリーが足を撃たれた理由になると思うのです。
 私はマリアンヌ暗殺事件のことでいつも悩まされるのが、何故ナナリーは足まで奪われなければならなかったのか、ということ。目撃者に仕立て上げたいのなら、記憶だけ書き換えてマリアンヌが庇いきったことにすればいい。マリアンヌがナナリーに乗り移ることを危惧したのなら視力だけ奪えばいい。そもそもルルーシュは目撃者にはされなかったとはいえ、何の怪我もしていないのですし。まるでナナリーは何も手出しをするな、といわれているように感じます。(それらを克服して手出しするのがナイトメアオブナナリーなのかな、と。)

 ただし、この場合V.V.のことも記憶にあってもおかしくないんですよね。となると、ブラックベリオンのときについていくのかな?と。
 まあ子供の頃だし訳が分からなくて忘れていた、とか、たとえ危険な橋を渡ろうとお兄様を問い詰めてやる!とかいうのなら筋は通ると思います。後は、目撃者にされた際に計画に関しての記憶を奪われたか。(シャルルは力自体を危惧して消そうと考えても、マリアンヌはどういった風になるか気になって残すように頼みそうな気がします。)



 次に考えたいのが、先程もチラリと話に出てきた能力の発現のタイミングです。
 ミス・ローマイヤとのやりとりを考えると、R2でナナリーが登場したときには既に発現していたと考えるのが妥当でしょう。つまり、それより前にその能力を得ている。それはいつか。
 私は、以下の4つが可能性の高いものだと思います。

①生まれた時から・物心がついた頃
②視力を失った後
③C.C.と出会った時
④V.V.と接触した時

 ①ならば上記の通りです。さらに母から読み取った記憶を奪われていなければ、C.C.に事実確認などをする可能性もあります。まあ彼女が話してくれるかは別ですが。
 彼女の力は非常にギアスと似通っていると思われるので、C.C.の心を読むことは出来ないと思うんですよね。V.V.も同上。

 ②は視力を失った不安から、というパターン。
 彼女と話すとき、ルルーシュもスザクも手を握るんですよね。とても自然に。
 勿論、不安そうに伸ばされた手を取るようにしていたら、というのもあるのでしょうが、疑心暗鬼に陥ったナナリーが安心するためにいつも「手を握ってくれませんか」と言っていたら、とも考えられます。あくまで憶測ですが。

 ③はC.C.に呼応したか、彼女から力を与えてもらったパターン。
 ギアスに類似する力となれば、コード継承者に触れたら発現した、という場合もあると思うのです。
 彼女から力を与えてもらったとしたら、あのC.C.が尻尾を出すとは思えませんが、会話から彼女の正体を察知し共犯者となるのでしょうけれど・・・それにしては彼女はギアスに否定的なのですよね。また、上記の理由からあまりこの説は考えていません。

 ④はC.C.と先に接触していますし、上記の理由より可能性は低いと睨んでいます。


 さて、何故わざわざこのように時期を分けたかといいますと、それによってルルーシュに対してどう思っているかが変わってくると思われるからです。

 ①ならば、信頼できる肉親は兄だけ。しかしその兄さえも変わってしまった。だから私は一人でこの世界と戦います。そう考えるのも無理はないと思います。
 マリアンヌたちの計画を知っていたとしたら、兄が「母さんの仇を調べ上げ討ってやる!」と言う様は非常に滑稽なものでしょうし。

 ②ならば、ナナリーはルルーシュの父親に存在を否定されたトラウマ、日本人によるいじめ、いつアッシュフォードに裏切られたり皇族なことがバレてしまうかという不安、そして「ブリタニアをぶっ壊す」という言葉・・・。それら全てを知りながら成長していくわけです。そのうえで、自分や母のためにゼロとして立ち上がったことを知る。
 兄を許せないけれど否定しきれない。そもそも彼の思いを知った上で止められなかった自分にそんな資格はあるのだろうか?ナナリーは自分自身と葛藤していくことになるでしょう。

 ③ならば、彼女がゼロについて知るのは事が動き出した後。どんなに辛くとも、兄は歩みを止めようとしない。心配と焦燥感に駆られながらも、兄を許すことは決してできないのではないかな、と。
 たとえ過去を見たとしても、それを見ながら成長した②のときよりも葛藤は少ないはず。

 ④だと、彼女はルルーシュの行動原理を知らないんですよね。力を得てからルルーシュに触れていないから。ただ、スザクから得た情報だけ(ようは戦場での様子とゼロ批判とV.V.やシャルルから得た情報と捕まった時の様子)を頼りに兄のことを理解しようとするしかない。でも多分理解はできないでしょう。スザク自身が理解できていないのですから。


 どの場合にも言えることですが、ナナリーがルルーシュに触れたのは、最終回を除けば行政特区の前が最後なんですよね。
 ですから、ナナリーは特区の真実を知らないんです。しかし、ルルーシュがどういう処置をされ、どうやって今を暮らしているかはスザク伝いに知っている。

 つまり、turn5で電話をしているときも、turn6でゼロに力を貸すよう要請したり助けに来たスザクの手を握ったりしたときも、ナナリーは兄を自分の意思で試しているわけです。
 スザクでもダメだった以上、兄を止められるのは自分しかいないと思って。

 私は最初、電話口で心配そう、というより無邪気な喜びを見せるナナリーを不自然に感じたのですが、敢えてというのならば納得がいくんですよね。
 そもそもそっくりさんがいた、ということで電話したのならば確信したとしても「もしかして、本物のお兄様ですか?」という問いに肯定が返るまでは断じられないでしょうし、彼の親友であるスザクが「ルルーシュが見つかった」というのなら既に保護対象です。初っ端から「お兄様、私です。ナナリーです。」などと電話で話しかけるのはおかしいんですよね。自ら兄を動揺させようとしない限り。

 しかし、兄はその電話ではどういうわけか上手くスザクを騙しきり、自分を取り戻そうとするわけです。彼女自身が得た力を奪って。
 だからこそ、ナナリーは特区にゼロを誘います。お互いの力を捨てずに、手を取り合える道に。彼の思いも知らないままに。
 不可解なのはスザクに助けられてからハッとなるナナリーですが、こう考えてくると私には「あ、お兄様忘r・・・助けられなかった・・・」という意味にしか思えなくて・・・←



 まあその後もスザク(やジノやアーニャやカレン・・・には触ったかは知らないけれど)から兄の情報は得るのでしょうけれど、彼自身には触れられないまま時は過ぎていきます。
 そして、ルルーシュ皇帝誕生。ギアスで帝位を簒奪し世界を得ようとする兄を、ナナリーはもう許したくとも許せないでしょう。気持ちの問題もありますし、世界全体の問題もあります。

 後ろ盾であるシュナイゼルたちのことは信用しきれないでしょうけれど、自身に害は加えられませんし、傀儡とはいえ旧帝派のトップになれました。何より、武力がある。頭脳もある。今度こそ、力づくではあるものの、兄を止める手段を手に入れたわけです。これを利用しない手はない。
 しかし、ルルーシュを殺さずに事を納めるには全てが進みすぎていた。そこでナナリーは、恨みを自身とダモクレスに集めることを考えたのではないか、と思うのです。
 平和の敵ダモクレスとかつての時代の象徴たる旧帝派。それと戦う、どんな意図があろうとも確かに優しい世界へ向けての改革を数多くしたルルーシュ皇帝。この図式ならば、ルルーシュこそ正真正銘の英雄であり賢帝です。もしかしたらギアスのことが世の中に知れ渡ってしまったとしても、キチンと対処さえすれば受け入れられるかもしれない。そこまできたら恐らくゼロだったことも知られているでしょうし。

 だからこそ、ナナリーは自らフレイヤのスイッチを押すことを是としたのではないでしょうか。だって、明らかに責任を押し付けられるのに理由もなくやるわけないじゃないですか。シュナイゼルの考えていることだって読めてしまうのですから。

 ただ一つ思うのが、何故ナナリーは兄が同じことをすると思い至らなかったのかな、ということです。そもそも、ゼロレクイエムについて知っている誰かに触れた時点で分かってしまいますし。まあ触れられなかったのでしょうけれど。思い至らなかったのだから思い至らなかった、としか。




 個人的に気になった点はこんなところです。
 最終回で心を読むシーンなどは見ていないためその辺のことは書けませんでしたが、「ナナリーがラグナレクの接続について知っていた」話は一度書いてみたいな、と思っています。

 まあナナリー代表に関してもいろいろ思うところはありますが、長くなりますのでまた後日、ということで。

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