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29 March

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13 April

スザク「この中に一人、ゼロがいる!!」

・コードギアスSS。
・反逆のルルーシュ一期設定。
・生徒会にて。基本的にギャグ。



 以上よろしければ、追記よりどうぞ。












スザク「この中に一人、ゼロがいる!!」






リヴァル「はぁ?なぁに言ってんだよスザク。そんなことあるわけないって。なあ、シャーリー。」
シャーリー「えっそ、そうよね。多分・・・・ねえ、ニーナ。」
ニーナ「私?ノーコメントで。でも、ゼロと同じ学校だったらヤダなあ・・・・ねえ、ミレイちゃん。」
ミレイ「まあねえ。軍が全面的に正しいかって言われると困るけど、ゼロはテロリストだし・・・・。でも、うちの生徒にそんな子いないわよ。ねっカレン?」
カレン「そ、そうですよね。テロリストなんているわけありませんよね。そうよね、ルルーシュ君。」
ルルーシュ「そうだな。だが、お前が突然そんなことを言い出すからには何か根拠があるんだろ?」

スザク「うん。実は昨日、クラブハウスの中を歩いていたら・・・・」



==================================================


C.C.『くそっなかなか届かないな。私が連絡したら1分で来い。私はあの出来たての味を堪能したいんだ・・・・』ブツブツ
スザク『ん?あれは・・・・』
スザク(確かシンジュクとナリタで見かけた・・・・!)
スザク『ねえ、君!』
C.C.『!お、おや、枢木じゃないか。奇遇だな。』
スザク『君はゼロと一緒にいた子だよね。何をしに来たの。』
C.C.『ふっお前に答える義理はないな。』
スザク『はぐらかさないでくれ!』
C.C.『用件はそれだけか?時間の無駄だな。私は忙しいんだ。じゃあな。』スタスタスタ…


スザク(・・・・まさかあの子、ゼロに会いに・・・・?)


==================================================



スザク「というわけなんだ。」

カレン「へ、へえ~。」
ミレイ「確かにクラブハウス内となると、学園の生徒と無関係とは思えないけど・・・・だからってゼロがいるってのは、ちょっと発想が飛びすぎじゃない?」
ニーナ「それも、生徒会のみんなだなんて・・・。」
スザク「いいえ、きっとこの中にゼロがいるはずです。僕にはわかります。」
リヴァル「根拠は?」
スザク「まあ、勘なんだけどね。」
リヴァル「だーよねぇー。」ハァ



ルルーシュ(野生の勘か・・・・C.C.!だから隠れておけと言ったのに!!)

シャーリー(クラブハウスって・・・・やっぱり、ゼロはルルーシュ君なの?)
シャーリー(いやでも、あのメモが正しいかも分からないし、そもそも書いた覚えもないし・・・・。でも・・・・)チラッチラッ

ルルーシュ(そして何故こっちを見るシャーリー!君はもう俺のことは覚えていないはずだろう!!)



カレン(今話してたのってC.C.のことよね?騎士団の中で黄緑色の髪なんてあいつぐらいだし。)
カレン(でも、C.C.ってシンジュクの時にいたんだ。てっきり、黒の騎士団が結成されてから来たものだとばっかり・・・・)
カレン(まさか、それであんなにゼロに馴れ馴れしいの!?羨ましい!!)ハッ

ニーナ「どうしたの?カレンさん。」
カレン「う、ううん!なんでもないの!」ブンブン



スザク「・・・・そういえばカレンさんって、最近よく休むよね。」
カレン「そうね。ここのところ病状が悪化することが多かったから・・・・。」
スザク「その割には、次の日普通に登校することも多いような気がするけど・・・・どうして?」
リヴァル「おいおい。まさかスザク、カレンを疑ってるのかよ。」
カレン「そんな、酷いわ。私、体が弱いのに・・・・」
ルルーシュ「この間うっかり素手で窓ガラスを割ってなかったか?」
カレン「まさか。見間違いじゃないかしら、ルルーシュ君っ!」アシフミッ
ルルーシュ「~~☆※*★※っ!!」プルプル
ミレイ「た、確かに元気そうね・・・・。」
カレン「か、会長まで・・・・酷いです。」
ミレイ「あ、アハハ、ごめんごめん。冗談だって。」




<<2014/04/09 20:35 SSらしいタイトルを考えていて思いついたネタ。
C.C.のことがバレちゃいました。>> 




シャーリー「休みがちといえば、ルルもだよね。」
リヴァル「あーそういやそうだよな。最近付き合いワリーし。いったいぜんたいどうしちゃったのよ。」
ルルーシュ「おいおい、もしかして俺も疑われてるのか?」
スザク「当然だろう?最近は夜に出掛けることも多くて、ナナリーも咲世子さんにまかせっきりだそうじゃないか。十分怪しいよ。」
ルルーシュ「酷いな。俺たち親友だろ?」
スザク「だからこそ思うところもあるんだよ。君はゼロと考え方が似てるしね。」



カレン(確かに・・・・。でもゼロから電話が掛かってきた時、ルルーシュは私と一緒にいた。)
カレン(けど、変声機を使えばC.C.が電話をかけることもできるかもしれない。まさか、本当にルルーシュが?)

ニーナ「言われてみれば、そうかもしれないわね。」
シャーリー「やっぱり・・・・?」


ルルーシュ「ニーナ・・・・シャーリーまで。そんなに俺は疑わしいか?」
スザク「今のところ、一番ね。」



スザク(ルルーシュは昔「ブリタニアをぶっ壊す」と言ってた・・・・。)
スザク(僕がゼロを否定すると言い返してくるし、シンジュクで一緒にあの子を見ているんだ。知らないはずがない。それでも黙っているってことは・・・・)

スザク(残念だけど、ゼロの可能性はルルーシュが一番高い・・・・!)


ルルーシュ(マズイな・・・・みんなの疑いの目が俺に集まりだした。ヘタな受け答えをしたら家捜しや尾行をされかねない。そうなったら・・・・!)

ルルーシュ(・・・・仕方がない。前に用意していた手を晒すしかないか。)



ルルーシュ「はあ、しょうがない。隠しておきたかったんだがな・・・・。」
スザク「やっぱり、君が・・・・?」

ルルーシュ「言っておくが俺はゼロじゃないぞ。留学の件だ。」


みんな「「「留学!?」」」


ミレイ「何それ、聞いてないわよ!?」
ルルーシュ「ええ、言ってませんでしたから。」
リヴァル「どういうことだよルルーシュ!一緒に卒業するんじゃなかったのかよ!」
ルルーシュ「いや、卒業式は出るよ。ただ、大学はE.U.の学校にしようと思ってさ。前々から準備はしてたんだが、最近は特に手続きだの勉強だので忙しくなってしまったんだ。」
スザク「そのこと、ナナリーには?」
ルルーシュ「まだ言っていない。ナナリーもできれば連れて行きたいと思っているが、あの子は引き止めるだろうからな・・・・。」
カレン「うそ、ルルーシュがナナちゃんよりも学業を取るなんて・・・・。」
シャーリー(まさか・・・・国外逃亡?)
リヴァル「それだけ決心が固いってこったろ。ルルーシュ!E.U.に行っても仲良くしろよ!!」
ルルーシュ「当然だろ?リヴァル。俺たち悪友だもんな。」
リヴァル「おう!」


ミレイ「そっか、そうよね・・・・。」
スザク「・・・・」



ミレイ(ルルーシュ様・・・・やっぱり、アッシュフォードにいつ売られるか心配なんでしょうね・・・・。)
ミレイ(ああ、もうっ私がアッシュフォード家で力を握ってたら、絶対こんな不安になんてさせないのに!!)


スザク(そうだよな。ルルーシュがゼロじゃないとしたら、いつ皇族なことがバレて殺されるか分からないもんな。)
スザク(日本人に虐められてたこともあるし・・・・早く日本を出たいというのも分かる気がする。)

スザク(だからこそ、僕は日本を・・・・エリア11を、ブリタニアを中から変えるんだ。日本人だけじゃなく、ルルーシュやナナリーもユフィも平和に暮らせるように・・・・。)
スザク(だからこそ、ゼロ!僕は君を・・・・!)



ルルーシュ(とりあえずこれで大体の行動は説明できるはずだ。証拠も十分。・・・・今までの準備は無駄ではなかったわけだな。)

ルルーシュ(後はC.C.がクラブハウスにいたこととゼロか俺との関連性をなくせばいいが、どうする?)
ルルーシュ(そもそもスザクにはC.C.の髪が部屋に落ちていたのを指摘されている。別のライトグリーンで長い髪の人間を挙げない限り、C.C.と俺の関係性は消えないが・・・・他にあんな髪の奴がいたか?)
ルルーシュ(いっそカツラということにしてもいいが、あんな長い髪では俺が女装していたことになる。変な目で見られるよりは、ゼロとの関係性を消した方が早いな。)
ルルーシュ(しかし、カレンもスザクもC.C.がゼロと行動していることを知っている。その事実は覆せない。ならば、俺がC.C.とゼロとの関係性を知らなかったことを証明して見せればいい。)

ルルーシュ(フッ条件はクリア。後はあの体力馬鹿の考えを潰していくだけだ・・・・。)ククク


リヴァル(うわーめっちゃあくどい顔してるー)ゲッソリ



<<2014/04/10 20:34 書き始めた時、始まりの前夜が出たばかりだったんです。>>




スザク「となると、他に可能性があるのは・・・・」

シャーリー「ちょっと待って。ここにいる全員、ゼロじゃないって証明しなくちゃダメなの?」
ニーナ「少なくとも、私やシャーリーじゃ無理があると思うけど・・・・。」

スザク「シャーリーはお父さんの件もあるからないと思うけど・・・・ニーナ、本当にイレブンが嫌いなの?」
ニーナ「・・・・うん、ごめん。スザク君はまだ大丈夫になってきたんだけど・・・・。」ブルッ
ミレイ「それは私が保障するわ。ニーナはゼロになれない。これは確実よ。」
スザク「・・・・分かりました。信じます。」



リヴァル「でもさ、無実を証明するなんてどーやってすんだよ。あっ俺は賭けチェスんとき以外学校休んでねーからな。」
ミレイ「私はお見合いでいなかったりもするし、そもそも学年が違うから休んでないって言っても信用してもらえないわよねえ。」
スザク「そうですね・・・・。あっでも、会長は確かこの前のホテルジャック事件に巻き込まれていましたよね。」
シャーリー「うん、私とニーナが証言する。」
ミレイ「それでも信用できなかったら、ユーフェミア様にご確認願ってもかまわないわ。暴行されかけてた子と一緒にいた金髪の女の子って言えばわかると思うから。」
スザク「わかりました。じゃあ、会長はなしということで。」



カレン「ちょっと待って。あのゼロが本物かなんて分からないじゃない。」
シャーリー「えっそんなこと言ったら偽者かどうかも分からないんじゃないの?」
リヴァル「てか、そもそもゼロって男じゃね?」
カレン「で、でも、実は女の子かもしれないし・・・・」
ミレイ「もしかしてカレン、私を疑ってるぅ?」ニジリ
カレン「いやいや、そんなことは。」ジリ
ミレイ「本当~?」ワキワキ
カレン「本当ですって!」ズザザ



カレン(前にゼロとC.C.が入れ替わってた時、一緒にいた私達でも気がつかなかった。)
カレン(上半身だけ裸だった時もあったし、多分、ゼロは男だと思うけど・・・・万が一の可能性もある。)
カレン(違うなら容疑から外れやすくなるし・・・・リヴァルやルルーシュがゼロとか嫌だし。)
カレン(でも、私の疑いの目はどうやって晴らせばいいんだろう。)
カレン(今まではバレたら排除すればいいって思ってたけど、スザクはあのお飾りの姫の騎士。突然死んだら厄介なことになる。けど、このままじゃ・・・・!)
カレン(こんな時、貴方がいてくれたら・・・・。助けてください、ゼロ!)



ルルーシュ(カレン、自分で容疑を戻してどうする!もっと上手く誤魔化せ!お前が捕まったら誰が先陣を切るんだ!)
ルルーシュ(カレン、お前ならできる。お前は零番隊隊長紅月カレンだろう!)


カレン(あ・・・・なんかゼロに激励されてる気がする・・・・!はい、ゼロ!私、頑張ります!!)シャキーン



シャーリー「でも、もしもゼロが男だとしたら、他に考えられるのは・・・・」
ニーナ「リヴァル?」
リヴァル「いやいやいや、俺にはムリだって。」
スザク「うん、だね。」
リヴァル「そこまではっきり言われると、ちょっと・・・・」ハァ
ミレイ「じゃあリヴァル容疑者、犯行の動機はなんですか?」サッ
リヴァル「うえっえーと・・・・違反切符サツに切られてムシャクシャしたから、とか?」


全員「「「・・・・」」」

リヴァル「・・・・」

全員「「「・・・・」」」

リヴァル「・・・・えっちょっ誰かなんとか言えって。」



ルルーシュ「なし、だな。」
カレン「ええ、なしね。」
シャーリー「リヴァル・・・・。」
ニーナ「それは、ちょっと。」
スザク「ふざけてるのかい?」

ミレイ「ごめん、今のはないわー・・・・。」


リヴァル「ちょっとおぉぉぉ!!俺の渾身のボケおぉおぉぉぉ!!」



ルルーシュ「そういうスザクはどうなんだ?」
スザク「僕?」
ルルーシュ「お前だって一応、日本最後の首相枢木ゲンブの息子だろ?動機は十分じゃないか。」
リヴァル「あ、そうなんだ。」
ミレイ「まあ、私達を疑うならスザクも疑われてしかるべきよね。」
スザク「僕はランスロットに乗ってゼロと戦ってるんですよ?ゼロなわけがないじゃないですか。」
カレン「影武者かもしれない。」
スザク「オレンジ事件の時、僕は拘束されてたよね?」
シャーリー「それも影武者?」
リヴァル「いやいや、流石にそれは無理があるだろ。」
ルルーシュ「まあ、ここまでアリバイがしっかりしていればないよな。」
スザク「酷いよ、ルルーシュ。君が言い出したのに。僕たち友達だろう?」
ルルーシュ「さっきのお返しだ。」フフン



スザク「そもそもゼロは一般人だと思うよ。」
ルルーシュ「何故そう思う。」
スザク「だってほら、ナイトメアの操縦が素人じゃないか。あれは軍やシュミレータで訓練した人じゃないよ。」
カレン「あー・・・・確かに。」
リヴァル「明らかに弾喰らいまくってるもんなあ。」
ミレイ「そう?動きからすると訓練は積んでるように見えるけど・・・・まあ、あまり上手くないっていうのは確かよね。」
シャーリー「よくスザク君に倒されてるもんね。」
ニーナ「いい気味。」


ルルーシュ(お前らが化物級なだけだろう・・・・おのれシュナイゼル!)




<<2014/04/11 19:54 戦渦の天秤でも蜃気楼以外全て弱かったのが何ともな主人公だな、と。>>




リヴァル「なぁ、やっぱりこんなかにゼロなんかいねえって。」
スザク「そうかなあ・・・・。」
ルルーシュ「どうします?念のため生徒や教職員全員を調査するんでしたら、それなりの準備は必要ですけれど。」
ミレイ「うーん・・・・でも今は文化祭の準備で忙しいからなあ。余計な不安を煽ると中止にもなりかねないし。」
スザク「もしこの学園にゼロがいたら、何か事件が起きてしまうかもしれませんよ!?」
ミレイ「そうねえ。今まで何もなかったとはいえ、学校関係者ならうちの文化祭は報道関係者まで呼んで盛大にやるってことは知ってるはずだから、放置はできないわね。」
ルルーシュ「・・・・」チッ
ニーナ「むしろ自分から出てくるなら好都合だと思うけど。」
シャーリー「でもでも、やっぱり危ないよ!」
リヴァル「じゃっ学園祭中止ぃ?今までの俺たちの頑張りはいったい・・・・。」ハァ
カレン「そもそもゼロが本当にいるかも怪しいのに・・・・。」



ルルーシュ「その女がたまたまここに来ていただけ、という可能性の方が高いと思うぞ。」
スザク「でも忙しいって言ってたじゃないか。」
ルルーシュ「なら、ゼロ探しよりもテロ対策に時間を割いた方が現実的だな。」
ルルーシュ「その女は次のテロの裏工作に来ていたのかもしれない。たとえば、ガニメデを盗み出すとかな。」
カレン「あっ学校に爆弾を仕掛けたり、とか?」

ミレイ「盗撮したり、女子の下着を盗んだのかも!」
ルルーシュ「なっ・・・・!」
ミレイ「最初のターゲットはぁ・・・・水泳部のシャーリー!君だ!!」
シャーリー「ええ!?・・・・って、それ流石に気づきますよ!」
ミレイ「ホント〜?今履いてなかったりして・・・・」ワッキワッキ
シャーリー「ちょっ助けてカレン!」
カレン「えっ私!?」

スザク「あの・・・・」


リヴァル「あっ音楽室の絵を全部ゼロに、とかどうでしょう!」
ミレイ「それなら皇帝陛下の方が面白そうじゃない?」
シャーリー「会長。それ、不敬罪ですよ。」
ニーナ「そう思ってる時点でシャーリーも十分駄目だと思うけど。」
ルルーシュ「つまらない冗談はよせ、リヴァル。公序良俗に反するだろう?」ニッコリ
リヴァル「お、おう・・・・。」

スザク「・・・・」イラッ



シャーリー「じゃあじゃあ、プールをお風呂にしちゃうとかはどう!?」
リヴァル「ルルーシュなら当然ワイン風呂だよな?」
ルルーシュ「俺は黒の騎士団じゃないし、そもそもあんな深さの風呂があってたまるか。」
リヴァル「あーお前すっげえ浅いところでも溺れるもんなあ。逆に器用というか・・・・」
ルルーシュ「」ギッ
リヴァル「おいおい、冗談だって。」アセ
カレン「でも、イレブンの温泉みたいでいいですね。」
ミレイ「もちろん混浴でしょ?」
シャーリー「ええ!?」
ニーナ「私の爆弾、なくなってなきゃいいんだけど・・・・。」

スザク「」ブチッ


スザク「いい加減にしろよ!!」



スザク「相手はゼロだろう!?早く捕まえないと大変なことになるじゃないか!!」イライラ
スザク「何なんだよ、下着に、絵に、挙句にはお風呂!?ここは司会者のいないフリートークじゃない!!」

リヴァル「と、とはいってもねぇ。」
カレン「いないものはいないんじゃないかしら。」
ルルーシュ「やっぱりお前の考え違いじゃないか?・・・・スザク?」


スザク「いいや、ゼロはいる!!これは俺が決めた俺のルール!!!」ギッ



ルルーシュ「!ま、まさか、これは・・・・!」

リヴァル「な、なんなんだよ急に!!」
ルルーシュ「これは、通称俺スザク。こいつが押し込めてきた、俺様でジャイアニズム全開な餓鬼大将の性格そのままだ。」
ルルーシュ「そのため、時たまスザクが言われる言葉は・・・・二重人格。」
リヴァル「うえぇえぇ!?」
ルルーシュ「まあ実際のところは地が出ているだけだが、しかしやっかいなことこの上ないのは事実だ。」
ルルーシュ「今のあいつは論理を完全に無視し、己の肉体と直感だけで行動する。さらにこの時だけは結果主義になるから・・・・」
スザク「ルルーシュ・・・・」ユラリ
ルルーシュ「な、なんだ?」
スザク「やっぱりお前がゼロなんじゃないのか!?」ガッ
ルルーシュ「だから俺は留学の準備で忙しいと言っただろう!?」イラッ
スザク「体つきが一番近いのはお前じゃないか!!」
ルルーシュ「あんな黒い全身タイツでボディラインが分かるか!!」
リヴァル「いや、結構体のライン出てるよな。」
ミレイ「少なくともルルちゃん級に細くないと駄目よねえ。」
ルルーシュ「このぐらい普通でしょう。」
カレン「それは喧嘩を売ってる?」

スザク「だーっ! だ か ら ! ! 」



スザク「とにかく、ルルーシュ!君を拘束する!!」
ルルーシュ「人の話を聞け!!」
スザク「断る!!」

リヴァル「な、なあ、どうするの?あれ。」
ミレイ「ルルちゃんがあれじゃあどうしようもなさそうだけど・・・・便乗して遊んだら、確実にやられるわね。」
ニーナ「これだからイレブンは・・・・」
スザク「」ギッ
ニーナ「ヒッ」ビクッ
シャーリー「す、スザク君!!あの・・・・」

アーサー「んなーん」


ガブッ


スザク「 ~~☆※*★※っ!! 」

みんな「「「」」」


スザク「酷いよ、アーサー。駄目だって言っただろう?」
スザク「みんなどうしたの?そんな変なものを見たような顔をして。」キョトン

ミレイ(スザク君は怒らせちゃいけないタイプね・・・・。)




<<2014/04/13 09:37 俺スザクは書きづらいので、百物語のブチ切れシーンや   
ブチ切れ気味のナイナナスザクを考えながら書いていました。>>





ミレイ「じゃあ改めて、もしもこの学園にゼロがいた場合、それからテロの具体的な対策を練りましょうか。」

スザク「このメンバーで話したら意味がないと思いますが・・・・。」
ルルーシュ「もうここは全員確認しただろう?このメンバーの中にゼロはいない。これは確実だ。」
スザク「うん・・・・。」

リヴァル「でも俺たちができることっていうと、トラップ仕掛けるぐらいじゃないですかねー。」
ミレイ「一度寮も確認してみよっか。何か証拠があるかもしれないし。」
ニーナ「でも、この人数じゃ回ってる間に逃げられちゃうんじゃないかな、ミレイちゃん。」
ルルーシュ「生徒たちが素直に部屋を見せるとも思えませんしね。」
リヴァル「うっかり見られたくないもの出してたりしたらなぁ。」
カレン「それを捜してるんじゃないの?」
リヴァル「あぁ、いや・・・・あのな。」タラリ
カレン「?」
リヴァル「うう・・・・ルルーシュ、タッチ!」
ルルーシュ「断る。」
リヴァル「じゃあ、スザク!」
スザク「ん?」
リヴァル「いや、こいつはダメか。」
カレン「・・・・まあ、ゼロじゃなくても隠したいことはあるものね。」
リヴァル「そ、そーそー!そーいうこと。」
ルルーシュ「リヴァル、話を脱線させすぎだ。」
ミレイ「思春期っていいわねえ・・・・。」
ルルーシュ「会長は一人で勝手に黄昏ないで下さい。」
ミレイ「だってー。」ブー



シャーリー「ゲットーで張り込むとかどうですか?もしゼロが学校の生徒なら、黒の騎士団も近くのゲットーにいると思うんですけど。」
カレン「こ、こんな政庁に近い場所にいるかしら。」
スザク「でもシンジュクゲットーなら、ゼロが現れたあの日以来軍隊が行ってない。もしかしたら、そこに隠れてるかもしれないよ。」


リヴァル「ああ、シンジュクといえばさ、ルルーシュ。お前、あの後どこ行ってたんだよ。」
ルルーシュ「あの後?」
リヴァル「ほら、事故ったトラックに突っ込んでった後。」
カレン「は?何それ。」

ルルーシュ(やはりこの話は出たか・・・・。)



リヴァル「あーいやな、オレたちシンジュクの日、学校抜け出して賭けチェス行ってたのよ。そーしたら、なんとその帰り道に目の前でトラックが事故起こしてさ。」
リヴァル「ほらこいつ、地味に正義漢じゃん?みーんな遠くから見てるだけだったのが許せなかったらしくて、一人で助けに行っちゃったのよ。」
リヴァル「ところがどっこい。そのトラック、そのまま逃げちまって。ルルーシュもどこ行ったかわかんねえし、トラックはシンジュクの方に行っちまうし・・・・」
リヴァル「大丈夫かなーって学校で待っててやったのに、こいつったら次の日なーんにもなかったように登校してきてさ。結局詳しく聞けずじまいだったってわけ。」


カレン「えっトラックって・・・・ま、まさか、あの時・・・・?」サァァ
ニーナ「カレンさん、顔色悪いけど大丈夫?」
カレン「え!?いや、大丈夫!大丈夫だから!」ブンブン



スザク「ルルーシュ、それであんなところにいたの!?」
ルルーシュ「ああ・・・残念ながらな。」

リヴァル「あんなところ?」
スザク「僕、実はあの時シンジュクでルルーシュと会ってるんだ。」
シャーリー「えっ!?そうなの!?」
ミレイ「それは初耳ね。」
スザク「僕もビックリしたよ。テロリストかと思ったらルルーシュだったんだから。」
ルルーシュ「驚いたのは俺の方だ。俺を庇って撃たれたのに、その後ランスロットに乗ってたんだろ?死んでしまったんじゃないかと冷や冷やした俺の気持ちを返せ、この馬鹿が。」
スザク「ハハハ、そっちこそよく無事だったね。クロヴィス殿下の親衛隊に目をつけられていたじゃないか。」

ミレイ「えっ親衛隊って・・・・まさか、正体がバレたわけじゃないでしょうね。」コソッ
スザク「いえ、多分違うと思います。テロリストの一味だと勘違いしてましたから。」コソッ



ルルーシュ「ああ、それがな、C.C.とかいう変な女・・・・ほら、一緒に見ただろう?毒ガスのカプセルから出てきたあの妙な女の人なんだが・・・・」


カレン「毒ガスのカプセルから出てきたぁ!?」ガタッ


リヴァル「ど、どうしたんだよ、カレ・・・・」
ルルーシュ「あ、ああ!そうなんだよ!」バッ
ルルーシュ「ニュースでは毒ガスで大勢の人が死んだっていう話だったが、あんなのは嘘っぱちだ。実際は毒ガスじゃなくて人が入っていたんだからな。」
ルルーシュ「本当はあの日、ブリタニア軍が何もしていないイレブンたちを虐殺してたんだよ。」


カレン「そんな・・・・」
カレン(じゃあ、お兄ちゃんや永田さんは何のために・・・・!)

ルルーシュ(頼むから落ち着けカレン!流石にフォローするのも厳しくなってきたぞ・・・・)ヒクヒク



シャーリー「それ、本当なの?」
ルルーシュ「ああ。スザクに聞けばわかる。」
スザク「・・・・うん。ナンバーズは銃の所持を許されてないから僕は参加しなかったけど、無抵抗な人たちが大勢殺されたよ。勿論、ゼロの出した被害もあるけどね。」
シャーリー「そう、なんだ。」



スザク「それでルルーシュ。そのC.C.さんがどうしたの?」
ルルーシュ「あ、ああ。俺があの日うまく逃げれたのは、C.C.がブリタニア軍のナイトメアを奪って外まで連れ出してくれたからなんだ。」
ミレイ「ナイトメアを?」
ルルーシュ「ええ。シンジュク一帯は包囲されてましたし、保護を求めても殺されかねない状況でしたから。ブリタニア軍のKMFじゃないと外に出れなかったんです。」
リヴァル「ホントC.C.様々だなぁ。」
ルルーシュ「そうでもないさ。あの女は、私は命の恩人だぞ?感謝しろ!と言わんばかりに勝手にクラブハウスに居座っては俺の金でピザばかり頼むんだ。」
ルルーシュ「おかげでベッドは取られるし、貯金がだいぶ減ってしまってな・・・・。リヴァル、今度良い勝負があれば教えてくれないか?」
リヴァル「ガッテン承知の助!」グッ



カレン「ちょっと待って。・・・・ベッド?」ハッ
ルルーシュ「ああ。それがどうかしたか?」
カレン「ルルーシュと・・・・その、一緒に寝てるの?」
ルルーシュ「いや?俺はソファだが。」
ミレイ「そうなの!?お姉さん、心配になっちゃうわ・・・・。」
ルルーシュ「は?どうして。」
カレン「あ、いや・・・・気にしないで。」
ルルーシュ「あ、ああ?」



スザク「ベッドって・・・まさか、ルルーシュの部屋に落ちてた長い髪!あれってC.C.さんの?」
ルルーシュ「ああ、そうだが。よく覚えているな。」

スザク「そっかあ。それであんなところにいたのか。」ホッ

ルルーシュ「え?」
スザク「実は僕が言ってた女の人っていうのが、そのC.C.さんなんだよ。」
ルルーシュ「そうなのか!?ゼロの関係者というから別人かと思ったぞ。」
シャーリー「ルルはそのこと知らなかったの?」
ルルーシュ「当然だろう?あいつは勝手に上がり込んで勝手に出ていくんだから。行き先を知ろうなんて思うわけないじゃないか。」
シャーリー「・・・・そうなの?」
ルルーシュ「ああ。」



リヴァル「まあ、これにて一件落着ってやつですか!」
ミレイ「でもクラブハウスに勝手に上がりこまれるのは困るわよねえ。ルルーシュ、今度そのC.C.さんが来たら、私かお爺様を呼んでもらえないかしら?」
ルルーシュ「ええ、元よりそのつもりでしたから。」



スザク「すみません、僕の勘違いだったみたいで・・・・お騒がせしました。」
リヴァル「ホントだぜ、まったくよー。」
ニーナ「でも良かった、この中にゼロがいなくて。」
カレン「そうですね・・・・。」ホッ
ミレイ「あっそうだ!次のイベントはゼロ祭りなんてどうかしら。」
ミレイ「まず生徒を黒の騎士団役と軍人役に分けるの。んで、黒の騎士団役の中に一人ゼロがいて、何か事件を起こすのよ!」
ミレイ「一週間のうちに正体がバレたら当てた人の勝ち。バレなかったら、ゼロの勝ち。どう?」
リヴァル「いいっすね、それ!」
ルルーシュ「それなら、 顔を判別しにくいように黒の騎士団役には黒いサンバイザーを、軍人役にはヘルメットを配りましょう。確か前にイベントで使った備品がありましたよね?」
ミレイ「あーあれどこいったかなあ。カレン、覚えてる?」
カレン「確か倉庫の奥にあったような・・・・。調べてみないと数までは分かりませんけど。」
スザク「軍人役の中でも指揮官を作った方がいいんじゃないですか?」
ニーナ「ならユーフェミア様がいいなあ。」
ミレイ「そこはコーネリア様じゃない?」
ニーナ「えー?」


ワイワイワイワイ…


シャーリー「・・・・」



ミレイ「話って何よ、シャーリー。愛の告白なら間に合ってるわよ?」
シャーリー「・・・・会長、ルルーシュ君のことなんですけど。」
ミレイ「なに?また他人ごっこ?ケンカしたんなら早く仲直りしないとダメじゃない。何なら、ミレイさんが仲裁してあげよっか?」

シャーリー「前から聞きたかったんですけど、他人ごっこってなんですか?」
ミレイ「え?なにって・・・・あんたたちが突然始めたことじゃない。他人のふりなんて・・・・二人共仲よかったのにさあ。流石のミレイさんもビックリよ。」



シャーリー「・・・・やっぱり、そうなんだ。」
ミレイ「へ?」


シャーリー「会長!私、もしかしたら記憶喪失かもしれないんです!それもルルーシュ君のことだけ!!」



ミレイ「ほほう、それは面白いわね。」
シャーリー「冗談じゃないですよ!だって私、ルルーシュ君と初めて会ったのお父さんのお墓参りに行った日なんですから!」
ミレイ「え?何言ってるの。あんたたちが一年生の時からずっと生徒会で一緒に騒いでたじゃない。シャーリーのお父さんのお葬式にだって、ルルーシュも出席してたし・・・・。」
シャーリー「そう、おかしいんですよ。確かに私の記憶だと、ついこの間知り合ったばっかりなのに・・・・。」



ミレイ「んー・・・・ルルーシュのこと以外は覚えてるの?」
シャーリー「多分・・・・あ。」
ミレイ「何?何かあった?」

シャーリー「私・・・・確か、トウキョウ湾に行って・・・・何を見たんだっけ?ルルーシュ君に会った日、あの変な人はどうしたんだっけ?」
ミレイ「順番に思い出してみて。」

シャーリー「・・・・確か、黒い・・・・ゼロの、仮面・・・・? !」キュイィィィン


シャーリー「ダメよ、ルルのことは忘れなきゃいけないんだから。」


ミレイ「え?」



シャーリー「・・・・あれっ会長。どうしたんですか?そんな口をあんぐりあけて。」
ミレイ「へ?あ、いや・・・・何?どうしてルルーシュを忘れなきゃいけないの?」
シャーリー「ルルーシュ?誰ですか、それ。」
ミレイ「・・・・はい?」



リヴァル「シャーリー!早くこっち手伝ってくれよ!」
シャーリー「うん!ほらほら、会長!行きましょうよ!」


ミレイ「・・・・ゼロの仮面?ルルーシュ?・・・・まさか、ね。」








<<2014/04/13 23:05 最後は一気に更新してみました。
  実はこれ、最後のシーンでやっぱりルルーシュが怪しい!とみんなで尾行して、テロに
 巻き込まれたり黒の騎士団のアジトに行ったりで、なんだかんだカレンが騎士団バレ、ル
 ルーシュもゼロバレするというお話だったんですが・・・・気がついたらシャーリーのギ
 アスが再発していたという。でもシャーリーのギアスは何度か発動してもおかしくないよ
 なあ。
  もう少し説明を減らして伏線だけ置くようにしなければとは思うものの、なかなか実行
 できていないですね。反省。>>

拍手[3回]

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