24 June 【開催中!第一回 つぶやきSS】ミレイ「なにか面白いことないかしら?」【途中】 『第一回 つぶやきSS』! ご無沙汰しております、野乃小町です。 この何ともな参加型企画に参加してくださっている方々、更新を楽しみに待ってくださっている方々に深く御礼申し上げたいと思います。 だいぶ長くなってきたので、18日目にしてようやく別展開をみせたところでこちらに途中経過を載せたいと思います。 続きは今日の22時から更新します。是非#TL_SSタグを覗いてみてください。 需要は少ないとは思いますが、何卒よろしくお願い致します。企画名:第一回 つぶやきSS場所:Twitter(つぶやきは管理人アカウントより)タグ:#TL_SS日時:5/17(土)から 毎日22時より管理人アカウント:野乃小町 @nonokomatiSSタイトル:ミレイ「なにか面白いことないかしら?」SSジャンル:『コードギアス 反逆のルルーシュ』二次創作SS傾向:基本コメディ 追記は、ミレイ「なにか面白いことないかしら?」 の途中経過です。 ミレイ「なにか面白いことないかしら?」ミレイ「あー・・・暇。チョー暇。」ミレイ「ねーリヴァル。なにか面白いことなーい?」リヴァル「って言われても、会長が思いつかないんじゃ俺たちが思いつくわけないじゃないですか。」ミレイ「それもそうよねー・・・あーもうヤダ。つーまーんーなーいー。」ジダジダリヴァル「・・・なあニーナ。会長、いったいぜんたいどうしちゃったのよ。」ニーナ「多分、最近お見合いが多かったからストレスが溜まってるんじゃないかしら。」リヴァル「あーここのところ、あんま大きな祭りもやってねーしなあ。」ニーナ「シャーリーは水泳部に行っちゃったし、カレンもルルーシュも休んでばっかりだものね。」リヴァル「頼みの綱のスザクも、軍が忙しくて全然来やしねーし。この顔ぶれでできることといえば、単調な書類仕事ばかり。そりゃ会長も嫌になるわな。」ニーナ「何とかしてミレイちゃんを元気づけてあげられればいいんだけど・・・。」リヴァル「うーん・・・。」ミレイ「・・・・ああっもういいっ今日の生徒会活動はしゅーりょー!!あたしは楽しいこと探しの旅に出るわ!!」ニーナ「楽しいこと探しの旅って・・・・」リヴァル「学校外でもできることは大体やったもんなあ・・・・。」ミレイ「いーや!世の中では一日に一度は面白いことが起きている!これ、あたしの信条ね。」ミレイ「というわけで、どこに探しに行こっかな?」【ミレイが面白いこと探しで最初に行く場所は? ↑】1 学園内探検2 ショッピングモール3 クロヴィスランド4 動物園5 政庁6 シンジュクゲットー7 特派8 放送局9 枢木神社0 その他 →0 平将門の首塚リヴァル「結局、俺たちまでついて来ちゃったけど・・・」ニーナ「どこまで行くの?ミレイちゃん。」ミレイ「えーっと、確か平将門(たいらしょうもん)の首塚、だったかしら?」ニーナ「たいらしょうもん?」リヴァル「ま、まさか会長、平将門(たいらのまさかど)の首塚っすか!?」ミレイ「あ、リヴァル知ってる?」リヴァル「知ってるも何も、つい最近その近くでまた事故があったじゃないですか!」ニーナ「また?」ミレイ「これが、いわくつきの場所でねー。昔のイレヴンの首が祀ってあるみたいなんだけど、そこではよく大きな事故が起きるのよ。」ミレイ「うわさでは祟りなんじゃないかって。」ニーナ「祟りって・・・そんな非科学的な。」リヴァル「いーや、これはマジだぜ?あのクロヴィス殿下だって、近くを通るたびに雷に当たってアフロヘアーになったっていうし。」ミレイ「そ、それでよく生きてたわね・・・。」ニーナ「ミレイちゃん、オカルトとか好きだっけ。」ミレイ「いや?でも、こんな面白そうなスポットがトウキョウ租界にあるってのに、見逃すわけにはいかないでしょ?」リヴァル「お、俺は行きたくないっすからね!」ミレイ「なーに?リヴァル。あたしたちだけで行けっていうの?」リヴァル「いや、そういうわけじゃ・・・」ミレイ「そっなら、もし死んじゃったら化けて出てあんたを呪ってやるわね。」リヴァル「ち、ちなみに何の?」ミレイ「んー?あんたが一生モテなくなる呪いに決まってるじゃない!!」リヴァル「うえええ!!」ミレイ「まっとにかく行ってみましょうか。あんまり暗くなると本当に出てきそうだし。」ニーナ「イレヴンの墓かぁ・・・。どうしよう、小型爆弾でも持っていった方が・・・」ー平将門の首塚ーミレイ「さて、面白いこと探しの旅、最初の目的地へやってまいりました!平将門の首塚でーす!!」リヴァル「うおお、ここが!?って、意外と街中にあるんすね。」ニーナ「蛙の置物がたくさん・・・。」リヴァル「確か、キョウトから首が飛んで帰ってきたから、じゃなかったっけ?」ニーナ「飛んで?気持ち悪い。」リヴァル「まあまあ、ご本人の前なんだから。」ミレイ「でもここだけ木が茂ってて、なんか不思議な感じがするでしょ?」ミレイ「さて、どこから調べてみましょうか。」リヴァル「うえ、調べるんですか、コレ。」ミレイ「ここまで来て何もせずに帰るわけがないでしょ?」カエル「ゲコ」ミレイ「ほら、ニーナだって賛成してるじゃない。」二ーナ「え?私、何も言ってないわ、ミレイちゃん。」ミレイ「え?じゃあリヴァル、あんた?」リヴァル「だから、俺は早く帰りたいんですって。」カエル「ゲコ」三人「「「ゲコ?」」」ミレイ「しーっ!・・・今、ゲコって言ったの、誰?」リヴァル「お、俺じゃないっすよ。」ニーナ「私じゃないわ。」ミレイ「もちろん、私でもないわよ。」三人「「「と、いうことは・・・」」」チラッビョン… ビョン… ビョン ビョン ビョンッビョンッビョンッ ビョンビョンビョンビョンリヴァル「ぎゃー!!蛙の置物が跳ねてる!!」ミレイ「い、一時退散!!帰るわよ!」ダッカエルたち「「「ゲコ」」」ビョンビョンッミレイ「いーやー!!ついてこないで!!」ニーナ「あっいけない、私の超小型水素爆弾が!」ポロッリヴァル「に、逃げろー!!!」ダッドーン…リヴァル「あー助かったー・・・。」ミレイ「でも、思ってたよりつまらなかったわね。もっとこう、ドドーンと悪霊が出てきたり、バーンッと大事件が起きたりしてくれれば良かったんだけどなあ。」ニーナ「リヴァルが突然死とか?」リヴァル「いや、シャレにならないからマジやめて。」ミレイ「ようし、気を取り直してどんどん行くわよー!次は・・・ここだ!」【ミレイたちの次の目的地 ↑】1 学園内探検2 ショッピングモール3 クロヴィスランド4 動物園5 政庁6 シンジュクゲットー7 特派8 放送局9 枢木神社0 その他 →2 ショッピングモールミレイ「さて、次なる目的地はー、ショッピングモールでーす!」リヴァル「会長にしては普通っすね。」ミレイ「甘いわね、リヴァル!こういう普通のところにこそ、普段気づかない面白いものが隠れてるものなのよ!」ニーナ「いつもと変わらないと思うけど。」ミレイ「そう?ほら、こことか前来た時にはなかったし、あっちのカフェも何か雰囲気変わってない?」リヴァル「俺、ここの店常連ですよ。」ニーナ「前と同じじゃない?」ミレイ「もー二人ともノリが悪いなあ。少しは楽しもうって気がないの?」リヴァル「どうせなら、生徒会の備品でも買って帰ります?」ミレイ「えーそれじゃつまらないー。」ニーナ「ミレイちゃんはどうしたいの?」ミレイ「そうねえ、たとえばー・・・」リヴァル「何ですか?このお店。」ミレイ「ん?最近できたコスプレ専門店!」ニーナ「こ、コスプレ・・・。」ミレイ「ニーナはこれね。リヴァルは・・・これでいっか。あたしは、そうねえ・・・」リヴァル「ま、また何か祭りでもやるんですか?」ミレイ「ううん、これは今から着る用。」リヴァル「うえっ!?」ニーナ「い、今着るの?」ミレイ「うん。」リヴァル「な、何でまた。」ミレイ「だって、思ったより面白いとこなかったんだもん。なら、こっちで面白くするしかないじゃない。」リヴァル「い、いや、不審者ですよ、それ!」ミレイ「なーらあんたは帰った帰った。」リヴァル「後で呼び出しも勘弁ですって。」ミレイ「えー。」リヴァル「後でルルーシュのコスプレ写真撮ってきますから。」ミレイ「おっし、じゃあルルーシュに着せる衣装でも探しますか!」リヴァル「ルルーシュ、すまん。俺は会長のためなら親友だって売る男なんだ。」ニーナ「リヴァル、後で焼き増しお願いしてもいい?」リヴァル「また研究の費用がオーバーしてるわけ?」二ーナ「うん、ちょっと原子核の核分裂反応を使った爆弾を研究してるんだけど・・・」リヴァル「あー俺は何も聞いてない、聞いてないからな。」ミレイ「さて、ルルーシュに着せるバニースーツも買ったし、次はどこに行こうかしら?」【ミレイたちの次の目的地 ↑】1 学園内探検3 クロヴィスランド4 動物園5 政庁6 シンジュクゲットー7 特派8 放送局9 枢木神社0 その他 →4 動物園ー動物園ーミレイ「はーい、次はこちらになりまーす!」リヴァル「動物園?確かに、会長にしちゃあ珍しいけども。」ニーナ「何か、普通。」ミレイ「いいじゃない、いいじゃない!あたし、あんまり動物園って行ったことないんだー。おおっあれとか何だろ!」ニーナ「ミレイちゃん、それ置物よ。」ミレイ「冗談よ、冗談。それじゃ、中に入ってみましょうか。」ミレイ「ほほーう、これがこれが・・・」リヴァル「うわー、なんかすっげー懐かしい雰囲気。」ニーナ「リヴァルはここ来たことあるの?」リヴァル「まあ、ガキの頃に。」ミレイ「なに?デート?」リヴァル「うええ!違いますよ!」ミレイ「まっあんただもんねー。」リヴァル「そ、それを言われると、ちょっと・・・。」ガックシニーナ「ミレイちゃん、辛辣。」リヴァル(ん!?待てよ・・・)ミレイ「あっリヴァル、見て見て!あの象、鼻で曲芸やってるわよ!」リヴァル(ひょっとしてこれって、デートじゃね!?まあ、ニーナはいるけど。)チラッニーナ「?」ミレイ「耳で空飛んだりしないかしら。むしろ鼻で飛んだりして。あーでも、象よりもキリンが飛んだ方が面白いわねえ・・・おっあれは!」リヴァル(男冥利に尽きる!ホント、生きてて良かったー!)オイオイニーナ「リヴァル、顔が酷いことになってる。」ミレイ「向こうで象に乗れるんだって!行ってみましょうよ!」リヴァル「はい、今行きます!」ニーナ「二人とも元気だなあ・・・。」ミレイ「象、二人乗りもできるって!誰か、あたしと乗りたい人いなーい?」リヴァル「じゃ、じゃあ俺乗りたいっす!」ハイ、ハイ!ニーナ「じゃあ、私は一人で乗るわ。」ミレイ「おっし、じゃあリヴァル!このミレイさんについてきなさい!」リヴァル「はい!男リヴァル、どこまでも会長にお供いたします!」ニーナ「・・・乗らないの?二人とも。」ミレイ「へえー象って思った以上に背が高いのね。ほら見て、リヴァル。この感じ、馬の倍近くあるんじゃないかしら!」リヴァル「ホントっすね。まあ俺は馬乗れませんけど。」ミレイ「あら、じゃあ次のお祭りは乗馬で何か考える?」リヴァル「会長が教えてくれるならいいですよ。」リヴァル(二人っきりで雰囲気はバッチリ。これは、今行くしかない!)ミレイ「乗馬に関してはルルーシュの方が上手いわよ。あっそういえば、スザクもこの間乗ってたわね。」ミレイ「そういうのって、男の子同士の方が教えてもらいやすいんじゃない?」 リヴァル「・・・会長がいいんすよ。」リヴァル「俺、俺・・・ずっと、会長のことが・・・!」ミレイ「ようし、そろそろ飛ばすわよー!」リヴァル「へ?」ミレイ「ハイヤー!」バシンッパオーンリヴァル「えっちょっえええ!?」ワーッ ワーッミレイ「どいた、どいたー!!ミレイ様のお通りだぁー!!」ミレイ「あー面白かった!」リヴァル「」ニーナ「リヴァル、大丈夫?」リヴァル「象怖い、チョー怖い・・・」ブツブツミレイ「もーしょうもないわねえ。ところで、さっきなんか言いかけた?」リヴァル「い、いや、なんでもないっす!さ、次行きましょ!次!」ミレイ「おっやっとリヴァルも乗り気になってきたわね?」ミレイ「じゃあ、ここらで次、行っちゃいますか!」【ミレイたちの次の目的地 ↑】1 学園内探検3 クロヴィスランド5 政庁6 シンジュクゲットー7 特派8 放送局9 枢木神社0 その他 →0 学園旧校舎(もしくは寺子屋、ジュラ紀)ミレイ「次は、学園旧校舎よ!」リヴァル「旧校舎?なんすか、それ。」ニーナ「聞いたことないけど・・・。」ミレイ「おじい様が面白いこと大好きなのは知ってるでしょ?」ニーナ「うん。」ミレイ「それで、校舎も独特にしようと思ったら、ついやりすぎちゃったらしくて。」リヴァル「つい?」ミレイ「見ればわかるらしいけど。私も、しょうがないからすぐ近くにまともな校舎を建てたってことぐらいしか知らないんだ。」リヴァル「んじゃ、とりあえず行ってみますか。」ニーナ「うん。」ーアッシュフォード学園 旧校舎ーミレイ「うっわあ・・・」リヴァル「こりゃ、想像以上に・・・」ニーナ「ボロボロね・・・。」ミレイ「なになに?『この学園は昔のイレヴンの学校、寺子屋をイメージして造りました。』・・・ふーん?」リヴァル「『中はアトラクション用として開放していますので、ご自由にお入りください。』・・・って、大丈夫なんですか、これ!」ミレイ「おじい様がアトラクションにするレベルなんて、どんな校舎なのかしら・・・!」ワクワクミレイ「こんな大物を見逃してたなんて、ミレイさん一生の不覚!」アチャーリヴァル「あ、あの?」ニーナ「そういえばうちのおじいちゃんも、校舎づくりのお手伝いしたって言ってたような・・・。」リヴァル「それ先に言ってくれよ!ニーナの爺さんってKMF造ってなかったっけ!?」ニーナ「うん。開発してたんだ。」リヴァル「・・・今日生きて帰れっかなあ・・・。」ハァミレイ「さあて、早速中に入って・・・」ガチャッミレイ「」リヴァル「会長、どうしたんです・・・」リヴァル「」ニーナ「どうかしたの?・・・あれ?」ミレイ「あ、あはは、道間違えちゃったみたい。さーて、本当の入口はどこかな??」パタンッニーナ「ミレイちゃん、ここ正面玄関よ。」リヴァル「異次元への扉って言った方がまだ納得できるけどな。」ミレイ「ま、まさかこう来るとは思わなかったわね・・・。」ニーナ「大丈夫だよ、ミレイちゃん。あれ電源ケーブル付いてたから。」リヴァル「いや、作り物とかそういう以前の問題っしょ!?」リヴァル「なんで寺子屋の中でプテラノドンが飛んでるんだよ!!訳分かんねーって!」ニーナ「まあ、ミレイちゃんのお爺様だから・・・。」リヴァル「あー、やっぱりそうなる?」ニーナ「どうする?帰る?」ミレイ「いーや、ここで帰るなんてミレイ・アッシュフォードの名がすたるわ!」ミレイ「さあ、気を引き締めて行きま・・・・」クルップテラノドン「何かあったザマスか?」ガチャッミレイ「」リヴァル「」ニーナ「」ミレイ「ね、ねえ、今、あれって・・・」コソッリヴァル「喋った、よな。」コソッニーナ「うん。喋った。」ボソッミレイ「そうよね、聞き間違いじゃないわよね。」コソコソップテラノドン「どうしたザマス?」ミレイ「何でプテラノドンが喋ってるの。」コソッリヴァル「そんなの、俺に聞かれたって困りますよ!」コソコソッニーナ「試作のAIを積んでるとか?」ミレイ「さ、流石ニーナのおじい様というか、なんというか・・・・」プテラノドン「私語は厳禁ザマス!!」キエェェェェ三人「「「うわあっ!!」」」プテラノドン「授業の時間ザマス。早く教室へ入らないと、丸呑みにするザマス!」リヴァル「うえっ放課後なのに授業!?」ニーナ「どうするの?ミレイちゃん。」ミレイ「決まってるじゃない・・・逃げるわよ!」ダップテラノドン「待つザマスー!!」バッサバッサ…ミレイ「ふー、なんとかまけたわね。」リヴァル「まさか電源コードが引っかかって出てこれないなんてなあ。」ミレイ「つまんないけど、授業を受けさせられるよりはマシよね。」ニーナ「何の担当だったんだろうな、プテラノドン先生。」リヴァル「そりゃ、歴史か外国語じゃね?」ミレイ「さて、ちょっと休憩したら次行きましょうか。」リヴァル「も、もう十分じゃないですかぁ?面白いこといっぱいありましたし。」ミレイ「えー。やだやだ、もっと面白いこと探ししたーい。」ニーナ「明日の楽しみにとっておいたら?」リヴァル「ほら、もう夜ですから、会長みたいな魅力的な女性が出歩くのもどうかと思いますし。」ミレイ「むー。しょうがないわねー。」ミレイ「なら、明日の放課後はいつも通り生徒会室に集合!その後、すぐにまた面白いこと探しの旅に出るわよ!」リヴァル「分かりました!何か準備はいりますか?」ミレイ「じゃあ、釘バットでも持ってきて。」リヴァル「普通に捕まりますって、それ。」ー翌日 生徒会室ーミレイ「あらあら、シャーリー!今日は来てくれたのね。」シャーリー「いつも休んでばかりじゃ会長たちに悪いですから。・・・どうしたの?リヴァル、ニーナ。」リヴァル「き、昨日の筋肉痛が・・・。」シャーリー「会長、また何かお祭りでもやったんですかぁ?」ミレイ「ちょっと、面白いこと探しの旅をねー。」ンフフシャーリー「お、面白いこと・・・。」ニーナ「心霊スポットとか、旧校舎とかに行ってきたの。」シャーリー「お、お化けも出た?」リヴァル「おー出た出た。蛙のお化けがうじゃうじゃと!」シャーリー「きゃー!もーやめてよ、リヴァルってば!」ミレイ「はーい、三人とも注目ー!さて、今日最初に行く場所の発表よー!」ミレイ「五番目の目的地はここよ!」【ミレイたちの次の目的地 ↑】1 学園内探検3 クロヴィスランド5 政庁6 シンジュクゲットー7 特派8 放送局9 枢木神社0 その他 →5 政庁ミレイ「本日最初の目的地はーこちらでーす!」ジャジャーンシャーリー「って、政庁じゃないですか!大丈夫なんですかぁ?」ミレイ「大丈夫、大丈夫。ちゃーんとアポはとってないから。」シャーリー「いや、それ駄目じゃないですか。」リヴァル「ま、まあ会長だから。」シャーリー「あっそうだよ、アッシュフォードは地元の名士だから、一人ぐらい知り合いが・・・」ミレイ「え?いないわよ。」シャーリー「で、ですよねー・・・。」ニーナ「ユーフェミア様がいらっしゃれば、入れてくれるかもしれないけど・・・」ミレイ「なら、最初にユーフェミア様を見つけましょ?いくら学園内では皇帝よりえらい、とはいっても、政庁じゃそう好き勝手できないしね。」ニーナ「本当!?早く見つけよう、ミレイちゃん!」パアァリヴァル「ほんっとニーナはユーフェミア皇女殿下好きだよなあ。」シャーリー「で、どこから探すんですか?」ミレイ「そうねえ・・・とりあえず、そこら辺で警備してる人に聞き込みでもしましょうか。」シャーリー「会長にしてはマトモですね。」ミレイ「なーに?シャーリー。あんた、私が常識ないとでも思ってたのー?」シャーリー「違うと思ってたんですか。」ボソッリヴァル「まあまあ、会長だから。」ミレイ「さっすがリヴァル、よくわかってるじゃない。」ミレイ「さあて、まずはあの人からね!」【ミレイが指名した相手は? ↑】1. 門の前にいる兵士2. トラックの運転手3. 掃除中のメイド4. ダールトン5. ギルフォード6. コーネリア7. スザク8. カノン9. 咲世子0. その他 →3 掃除中のメイドミレイ「あそこで掃除しているメイドさんからね。」シャーリー「あっじゃあ私聞いてきますね!」タッミレイ「お願いねー!」シャーリー「すみませんー!」メイド「はい、どうかなさいましたか?」シャーリー「あの、ちょっとお聞きしたいことがあるんですけど・・・今、ユーフェミア様がどちらにいらっしゃるかご存知ですか?」メイド「ユーフェミア様、ですか?」ジーッシャーリー「ああ、怪しい者じゃないんです。ただ、以前助けていただいたことがあって、お礼を直接言いたいなって。」メイド「そうですか。しかし、私は一介のメイドですから・・・。」シャーリー「そうですか・・・。」メイド「今日はずっと玄関前をお掃除していましたが、少なくともユーフェミア様らしき人影は見なかったと思います。おそらく、政庁の中じゃないでしょうか。」シャーリー「お仕事が忙しいんですかね?」メイド「どちらかというと、暇で退屈してらっしゃるところだと思いますよ。」シャーリー「なら、ちょうどいいかな。」メイド「私は持ち場を離れるわけにはいきませんが、誰かユーフェミア様にお伝えくださるようお願いしてきましょうか?」シャーリー「本当ですか!?ありがとうございます!」パアァメイド「いえ。では、こちらでお待ちいただいてもよろしいですか?」シャーリー「はい、お願いします!」リヴァル「おっ戻ってきた。」シャーリー「お待たせ!」リヴァル「首尾は?」シャーリー「バッチリ!今ユーフェミア様にお話を通してもらってるところ。」ミレイ「やったじゃない、シャーリー!さすがねー。ここは、ミレイさんが直々にご褒美を・・・」ワキワキシャーリー「セクハラは結構です。」ミレイ「もーつれないわねえ。」リヴァル「でもさ、こうトントン拍子で話が進むと、なんか怖ぇよなぁ。」シャーリー「そうかな。」ミレイ「考えすぎじゃない?」リヴァル「そ、そうっすかね?」ニーナ「ユーフェミア様・・・早くお会いしたいなあ・・・!」ドキドキミレイ「・・・」リヴァル「・・・」シャーリー「・・・」ニーナ「・・・ユーフェミア様ぁ・・・」シャーリー「・・・来ないですね。」ミレイ「ええ、来ないわね。」リヴァル「来ない、ですね。」四人「「「・・・」」」ニーナ「もう我慢できない!!ユーフェミア様!ユーフェミア様はどこなの!!?」ガタッミレイ「ニーナ、とりあえず落ち着い・・・」ニーナ「ミレイちゃんはいつもそうやって上から目線で!!」キーッリヴァル「やべぇ、ニーナが暴走してる!どうする?」シャーリー「止めるにしたって、私たちじゃあ・・・」シャーリー「あっあの人に協力を求めてみようよ!」【シャーリーが指名した相手は? ↑】1. 門の前にいる兵士2. シュナイゼル3. 掃除中のメイド4. ダールトン5. ギルフォード6. コーネリア7. スザク8. カノン9. 咲世子0. その他 →1 門の前にいる兵士兵士A「なんだか向こうの方が騒がしいな。」兵士B「ここは見ておくから行ってこいよ。」リヴァル「あのー。」兵士A「なんで俺が。お前が行けよ。」兵士B「オレは揉め事には関わりたくない主義でね。」兵士A「じゃあ、ここはRock, Paper, Scissors gameで決めようぜ。」兵士B「傍から見たら、騒ぎを放って遊んでるようにしか見えないけどな。」兵士A「お前なぁ・・・!」イラッリヴァル「あ、あのー・・・?」リヴァル「ダメだ、全然聞いちゃいねえ。」シャーリー「も、もうひと押しだよ!たぶん。」リヴァル「んな無責任な・・・。」兵士A「お前、この間だってそうやってはぐらかして、前に貸した金まだ返してねえじゃねえか!」兵士B「そうだったかな?お前の勘違いじゃ・・・」ドドドドドド…ニーナ「ユーフェミア様あぁあぁぁぁぁ!!!」ミレイ「ちょっニーナ!ストップ、ストーップ!!」兵士A「な、なんだありゃ!?」シャーリー「すみません!あの子、友達なんです!ケガはしないように止めて・・・むぐっ」リヴァル「しーっ」ボソッ兵士A「おい、ここで押さえるぞ!」チャキッ兵士B「おう、面倒ごとは御免だもんな。」チャキッドドドドドド…ニーナ「ユーフェミア様は、どこにいるのおぉおぉぉぉぉ!!!」ミレイ「ニーナぁ!!ストーップ!!!」兵士A「・・・でもさ、やっぱり・・・」兵士B「やっぱり、お前も思ったか。」兵士A・B「「こりゃ、逃げるが勝ち!!」」脱兎シャーリー・ミレイ「「」」ニーナ「ユーフェミア様ぁあぁぁぁぁぁ!!!」ダダダダダ…シャーリー「ニーナ、行っちゃった・・・。」ミレイ(ああいうのがいるから、ゼロも簡単にクロヴィス殿下を殺害できたんじゃないかしら?まあ、今回はありがたかったけど。)ムゥリヴァル「んじゃ、俺らも追いかけるとしますか。」シャーリー「いいのかな、これー・・・。」ムムムミレイ「まあまあ、気にしない、気にしない!さっ早く中に入って、ニーナを探しつつ探検しましょ?」ワクワクポイポイポイッシャーリー「・・・つまみ出されちゃった。」リヴァル「でーすよねー。」ミレイ「なによ、ケチー!!」ブーッリヴァル「いや、捕まらなかっただけマシじゃないですかね。」ミレイ「あれ、ニーナは?」シャーリー「あれだけ騒いでて、見つかってないんですかね?」リヴァル「むしろ、見つかっても全員ぶっ飛ばしてたりして。」ミレイ「あ、あの状態ならやりかねないわね・・・。」アハハミレイ「しゃーない、ニーナは無事ユーフェミア様とお会いできてることを祈りつつ、私たちは別のとこに行ってましょ。」シャーリー「お、置いてっちゃうんですかぁ!?」ミレイ「しょうがないでしょー?ニーナを探すにしたって、政庁の中入れないんじゃどうしようもないじゃない。」ミレイ「じゃ、私たちはここに行きましょ!」【ミレイたちの次の目的地 ↑】1 学園内探検3 クロヴィスランド6 シンジュクゲットー7 特派8 放送局9 枢木神社0 その他 →8 放送局ー放送局ーミレイ「次はここね。」シャーリー「ビル?でっかいアンテナがありますけど・・・」リヴァル「あっ分かった!放送局ですよね!」ミレイ「That's right!そのとーり!」シャーリー「ま、またアポなし取材ですかぁ!?」ミレイ「大丈夫、大丈夫。ここのディレクターはすっごい変わり者らしいから。」シャーリー「いや、そういう問題じゃないと思いますけど・・・。」ムゥミレイ「それじゃ、突撃ー!」ウィーンミレイ「すみませーん。」受付嬢「当放送局へようこそ。ご見学ですか?」ミレイ「Mr.リートという方にお会いしたいんですけど。」受付嬢「今は休憩時間で、局外へ出ておりますが・・・お待ちしますか?」ミレイ「はい、お願いします。」受付嬢「それでは、右手の通路を曲がって左にある部屋が休憩所となっておりますので、そちらでお待ちください。」ミレイ「ありがとうございます。」ミレイ「受付終わったわよー。」シャーリー「よかったですね、門前払いじゃなくて。」ミレイ「まあ、ここは予約さえすれば見学もできるみたいだからね。さっ休憩室へ行ってましょ。」リヴァル「ところで、さっき言ってたMr.リートって知り合いなんすか?」ミレイ「いーや?全然。」シャーリー「ええっ!?てっきり、知り合いがいるからここにしたんだとばっかり思ってましたよ。毎年文化祭で呼んでるところとか。」ミレイ「だって、そしたらつまんないじゃない。」シャーリー「ああ、そうですか。」リヴァル「んじゃ、どうしてMr.リート、とかいう人を?」ミレイ「さっき言ってたディレクターが、そのMr.リートって人なの。」ミレイ「何でも彼、クロヴィス殿下ご用達だったうえにゼロが初めて登場した時に撮影してたカメラマンらしいのよ。これは取材するしかないじゃない。」ディートハルト「おや、よくご存知ですね、お嬢さん。」ミレイ「あら、あなたは・・・」ディートハルト「カフェラテはお嫌いですか?」スッミレイ「いえ、どうも。」シャーリー「あ、ありがとうございます。」リヴァル「うわっこれすげえウマい!」ンクンクディートハルト「ここのカフェラテはなかなか評判がいいんですよ。」ハハミレイ「ところで、あなたは?」ディートハルト「ああ、申し遅れました。はじめまして、ディートハルト・リートです。」スッミレイ「Mr.リートでしたか!すみません、気づけなくて。」ディートハルト「おや、私の顔もご存じなのかと思っていましたが・・・」ミレイ「お名前と、お仕事のことはひと通り知っています。」ディートハルト「それで、今日はどのようなご用件で?」ミレイ「ゼロについて、お話を伺えればと思いまして・・・お願いできませんか?」シャーリー「え!?」ディートハルト「・・・私の部屋へご案内致しましょう。ついて来てください。」ミレイ(思ったよりすんなりいったわね・・・逆に不気味だけど、少しでも得るものがあればいっか。)シャーリー「会長、なんでわざわざゼロの話を?」ミレイ「せっかくMr.リートとお話できるのに、この話を聞かないなんて勿体ないじゃない。」ミレイ(今日はおふざけはもう終わりね。あの人がどのくらい知ってるかは分からないけど、ゼロの動向は探っておかないと。)ミレイ(ルルーシュ様とナナリー様を守れるのは、私とおじい様だけだもの!)シャーリー「でも・・・」リヴァル「俺も聞きたい!」シャーリー「リヴァルまで!?」リヴァル「辛いなら待っててもいいぜ?シャーリー。」ミレイ「そうねぇ・・・。じゃあ、シャーリーには別の任務を任せようかしら。」シャーリー「別行動ですか?」ムッミレイ「名誉ある別行動よ。」フフンミレイ「シャーリーにはぁ・・・」ゴニョゴニョゴニョシャーリー「うえっええ!?それ、一歩間違えたら犯罪ですよぉ!?」ミレイ「ガーツッ!!」シャーリー「いや、こんなところでガッツの魔法使わないでください。」ミレイ「まあまあ、やれる限りでいいから。お願いねー!」ブンブンリヴァル「頑張れよ!」シャーリー「ちょ、ちょっとぉ!・・・もぉ!」ミレイ「お待たせしました、Mr.リート。」ディートハルト「ディートハルトとお呼びください、美しいお嬢さん。ところで、貴方のお名前をお聞きしても?」ミレイ「ミレイです。ミレイ・アッシュフォード。」ディートハルト「ほう、アッシュフォードですか。あのガニメデの。」リヴァル「ガニメデって、毎年ピザ作りに使ってるアレですよね?何か有名なんすか?」ミレイ「あれでも昔はラウンズの専用機だったのよ。」リヴァル「え!?ラウンズって・・・ナイトオブラウンズっすか!?」ミレイ「うん。といっても、試作段階で終わっちゃったんだけどね。」ディートハルト「閃光のマリアンヌですね。存じ上げております。」リヴァル「閃光の?」ディートハルト「マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア。ナイトオブワンを待望されながら、皇妃となり皇子と皇女を産まれた方です。なんでも、皇帝からも深く寵愛されていたとか。」リヴァル「へえー。あっ俺はリヴァルです。リヴァル・カルデモンド。よろしくお願いします。」ディートハルト「こちらこそ。亡きクロヴィス・ラ・ブリタニア殿下も、彼女とそのご子息子女とは仲がよろしかったようですよ。」リヴァル「そういや、クロヴィス殿下御用達でしたっけ。」ディートハルト「ええ。クロヴィス殿下の会見は、いつも当局が放映していました。」ディートハルト「できることなら、彼の最後の戦いもこのカメラに収めたかったものですよ。」リヴァル「最後の・・・」ミレイ「戦い?」ディートハルト「ああ、ここが私の仕事部屋です。どうぞ中へ。」ガチャッディートハルト「狭いところで申し訳ありませんが。」スッミレイ「ありがとうございます。」リヴァル「はー、すごい量の紙ですね。」ディートハルト「いくらデジタルの世界が発展したところで、いつの時代もアナログ人間はいるものですよ。」フフディートハルト「さて、本題に入る前に二つほど守っていただきたいことがあります。」リヴァル「交換条件っすか。」ディートハルト「そう難しいことじゃありませんよ。実は私も、貴方方に聞きたいことがありましてね。」ミレイ(やっぱり。)ミレイ「アンケートですか?」ディートハルト「いえ。そこで、私の質問にはすべて隠さずに答えていただきたいのです。」ミレイ「・・・質問内容によっては、帰らせていただきます。」ディートハルト「慎重な方だ。なに、セクハラ紛いの質問はしませんよ。」ハハリヴァル(したらぜってーぶっ飛ばす。)ディートハルト「二つ目は、今日お話したことは絶対に他言無用、ということです。私たちにとって情報は商品ですから。」ミレイ「ええ、分かりました。それでは、お話願えますか?」ディートハルト「ではどこからがお好みですか?Ms.アッシュフォード。」リヴァル「えっと、じゃあリクエストしてもいいですか?」ディートハルト「ええ、Mr.カルデモンド。」リヴァル「ゼロって、どうやってクロヴィス殿下を殺したか、分かります?」リヴァル「政庁に侵入するのって、よっぽどのことしないと無理じゃないですか。」ディートハルト「いや、流石のゼロも政庁へ侵入しようとは考えていませんよ。」ミレイ「なら、どこにいらっしゃったんですか?クロヴィス殿下は。」ディートハルト「クロヴィス殿下はその時ちょうど、G-1ベースにいらしたようですね。」リヴァル「G-1ベース?」ディートハルト「まあ、簡単に言うと、総督が戦闘の指揮を執るための巨大戦車ですよ。」リヴァル「なーるほど。」ミレイ「先程も最後の戦いと仰ってましたが、クロヴィス殿下は戦闘中に殺害されたんですか?」リヴァル「あっそれ俺も気になります。だって、そのG-1ベースとかいうやつに乗ってたんでしょ?」ディートハルト「お察しのとおりですよ。シンジュクゲットーの事件はご存知ですか?」ミレイ「ええ、ニュースで拝見しました。」リヴァル「毒ガス騒ぎっすよね。」ディートハルト「もしも本当に毒ガスなら、軍はシンジュクゲットーを封鎖するだけですよ。」ハッリヴァル「違うんすか!?」ディートハルト「あの日シンジュクゲットーで行われていたのは・・・虐殺ですよ、Mr.カルデモンド。」リヴァル・ミレイ「「!」」ミレイ「虐殺って・・・どうしてそんな。」ディートハルト「さあ。何やら突然トラブルが起きて、殿下が大慌てで兵を招集していらしたことぐらいしか。」ディートハルト「しかし、虐殺は事実です。そして、ゼロの指揮するレジスタンスと戦闘になった。」リヴァル「で、軍が負けたわけですか。」ゴクリディートハルト「その前にクロヴィス殿下直々の停戦命令が出ましたが、だいぶ苦戦させられていたようですね。」ディートハルト「その後、軍が撤退するまでの間にゼロは大勢の見張りがいた筈のブリッジ・・・指令室に乗り込んで殺害したと思われますが、不思議なことに目撃証言一つありません。」ディートハルト「計画、準備、諜報、謀略、実行力・・・全てにおいて恐ろしいまでに優秀な方です。」ディートハルト「ああ、流石です!ゼロ!!」フンフンミレイ「」リヴァル「あ、あの?」ディートハルト「おっと、失礼。」ゲフンゴフンディートハルト「黒の騎士団とよく戦っている、白いKMFが初めて実戦投入されたのもこの時になります。」リヴァル「は、はあ、まさかそんなことが・・・。」ミレイ(だ、大丈夫なのかしら?この人・・・)アセディートハルト「他には何かありますか?」ミレイ「あの、実は私、カワグチ湖のホテルジャック事件の時、人質にされたんです。」ディートハルト「ほう。そうでしたか。」ミレイ「黒の騎士団に救出された時、ゼロを見るユーフェミア皇女殿下が不思議そうな顔をしてらしたので、二人に何か関係があるのかと思ったんですけど・・・」ミレイ「それについては、何か分かっていますか?」ディートハルト「さあ。そればっかりは、ゼロの正体を把握しなければ、何とも。」ディートハルト「ゼロは黒の騎士団の人間にも顔を見せたことがありません。ましてや、彼が憎むブリタニアの皇族に顔を見せることはないと思いますが。」ミレイ「そうですよね。愚問でした。」リヴァル「あの、さっき黒の騎士団にも顔を見せてないって言ってましたけど、黒の騎士団はどのくらいゼロのこと知ってるんすか?」リヴァル「顔も知らないのにリーダーって、なかなか言えないと思うんですけど。」ディートハルト「そうですね・・・首が隠れる長さの黒い髪、白い肌で男という目撃証言はあります。」ディートハルト「それから、京都六家の桐原公とは旧知の仲であり、日本人ではないと・・・」リヴァル「日本人じゃないんすか!?」ディートハルト「ええ。まあ、ブリタニア人全般ではなく皇族や貴族を憎んでいるところを考えても、彼もまたブリタニア人なのではないでしょうか。まあ、これは私の憶測でしかありませんが。」ミレイ「そう、なんですか。」ミレイ(日本人じゃなくても油断はできないってことか。いや、そんなこと分かりきっていたじゃない。)ミレイ(今じゃゼロは、ブリタニア人でも結構な人が支持してる。日本人じゃなくても、黒の騎士団の一員の可能性はあるもの。)ミレイ(でもまさか、ゼロまで日本人じゃなかったなんてね。それも、同じブリタニア人かもしれないなんて。)ミレイ(・・・いや、うちの生徒にはいないはずよ。ゼロは男。カレンさんだって当てはまらないじゃない。)ミレイ(・・・でも、なんだろう、この胸騒ぎは・・・。)ディートハルト「今度は、私の質問に答えていただいても?」ミレイ「ええ。どうぞ。」ディートハルト「・・・貴方方と同じ学校に、黒い髪、紫の瞳の生徒はいらっしゃいますか?」ミレイ「!」ドキッリヴァル「あ、それ、ルルーシュですよ。」ディートハルト「ルルーシュ、ね・・・彼の他にそういう生徒はいらっしゃらないと?」リヴァル「そのはずですけど。」ディートハルト「貴方の友達ですか?」リヴァル「クラスメイトっつーか、生徒会仲間っつーか・・・悪友ですかね。」ニカッディートハルト「そうですか。」フムミレイ「ちょっと、リヴァル。なに勝手に答えてんのよ。」ボソッリヴァル「ええっ!?だって、質問には正直に答えろって・・・あ、もしかしてルルーシュの奴、ディートハルトさんを掛けチェスでボロクソに倒したことでもあるんすか!?俺は紹介してないっすけど。」ボソボソッディートハルト「私はそこまで多趣味ではありませんよ。」ハハリヴァル「うえ!?・・・あ、そうっすか。」ミレイ「それでは、彼のことはどこで?」ディートハルト「いえ、少し気になる情報を入手しましてね・・・」ゴソゴソミレイ(まさか・・・バレてる!?いやでも、それならナナリー様の話も出てるだろうし・・・)リヴァル「気になる情報?」ディートハルト「こちらです。」スッミレイ・リヴァル「「!!」」リヴァル「な、なんだよこれ・・・ルルーシュ!?血がついてるけど・・・。」ミレイ「うっ・・・ここに写っているのは?」ディートハルト「貴方の予想通り、死体ですよ。クロヴィス殿下の親衛隊のね。」ミレイ「親衛隊!?どうしてこんな状況に・・・?」ディートハルト「これはシンジュクゲットー壊滅作戦の折、純潔派のある将校が撮影したものです。」リヴァル「シンジュクで、って・・・嘘だろ!?だってあの日、ルルーシュは俺と賭けチェスに行ってたんだぜ!?」ディートハルト「ふむ、それは興味深いですね。どちらまで行かれたのですか?」リヴァル「トウキョウ租界のチェスクラブっす。シンジュクゲットーで騒ぎが起きたのって、確か昼頃ですよね?」ディートハルト「ええ。」リヴァル「なら、無理ですよ。俺たち、お昼休みに行ってたんです。」ミレイ「でも、帰ってきたのリヴァルだけじゃなかった?」リヴァル「その、実はルルーシュの奴、帰り道で事故ったトラックを助けに行っちゃって。」ディートハルト「ほう?事故、ですか・・・。」リヴァル「で、でもトウキョウ租界の中ですから。そこからゲットーに行っても間に合わないと思いますよ。」ディートハルト「そのトラックは走り去っていきましたか?」リヴァル「そ、そうですけど。よく分かりましたね。」ディートハルト「・・・そうか、それで・・・」リヴァル「え?」ミレイ「な、何か繋がったんですか?」ディートハルト「お教えしてもよろしいですが、それにはもう一つ質問に答えていただかなければ。」フフミレイ「・・・何ですか?」ディートハルト「ルルーシュ君のお宅の場所、ですかね。」ミレイ「・・・それは、私の口からは。ルルーシュにもプライバシーがありますから。」ディートハルト「・・・そうですか。では、別の質問ならどうでしょう?」ディートハルト「たとえば・・・彼が持つ不思議な力について、とか。」ミレイ「不思議な力・・・?」ディートハルト「ご存じないなら結構です。まあ、私自身ほとんど信用していない情報ですから。」リヴァル「まさか、超能力でも使ったんですか?ルルーシュの奴。」ディートハルト「そのまさか、かもしれません。」リヴァル「まっさかあ。」ディートハルト「では最近、誰かに命令されるがままに動いているような生徒はいませんでしたか?」ディートハルト「止めてもその命令が終わったら何をやっていたのか思い出せない・・・。」ディートハルト「そう、まさにオレンジ事件のようにね。」ミレイ「まさか、ルルーシュをゼロだと疑っているんですか!?」ディートハルト「少なくとも、関係はあると思いますよ。」ミレイ「うちの生徒にそんな人はいません!!」バンッディートハえルト「おや。」ミレイ「・・・すみません、失礼します。」クルッリヴァル「え!?マジですか!?」ミレイ「・・・」リヴァル「え、えっと・・・失礼しました!」バッディートハルト「おっと、一つ言い忘れたことがありました、Ms.アッシュフォード。」ミレイ「・・・」ディートハルト「目は、隠した方がいいとだけお伝えください。紫なんて珍しいですから。」ミレイ「!・・・失礼します!」ガチャッディートハルト(シンジュクゲットーに突如現れた、トウキョウ租界のブリタニアの学生・・・。)ディートハルト(扇グループのトラックが事故を起こした際に、助けに行くふりをして乗り込めばシンジュクゲットーに行けるだろう。)ディートハルト(聞いたところによれば、ゼロと思しき人間が乗っていたのはサザーランド。ヴィレッタ・ヌゥが例の学生に奪われた機体と同じ物・・・。)ディートハルト(そして、オレンジ事件と同じ症状。彼がゼロか、ゼロの腹心であることは確実だろう。)フフフディートハルト(アッシュフォードにいる、紫の瞳の少年か。)ディートハルト(手土産は・・・そうだな、あの絵は手に入るだろうか・・・。)ミレイ「・・・」リヴァル「あ、あの、会長?」ミレイ「あーむかつく!ほんっとむかつく!!」ダンダンッリヴァル「ちょっ落ち着いてくださいって!」ミレイ「なによ、あんたもルルーシュ疑われてむかつくでしょ?」リヴァル「そりゃ、まあ。でもあいつ、最近付き合い悪いですし、授業も前よりサボってるじゃないですか。暇があればずっと寝てますし・・・」ミレイ「それはいつものことじゃない。」リヴァル「それにしたって異常なんですって!前は当てられたらすぐに何食わぬ顔で答えてたのに、ここのところは、たまに寝言言ってるぐらいには熟睡してるんですから。」ミレイ「確かに、夜も咲世子さんに任せっぱなしで、出掛けてばっかりみたいだけど・・・」リヴァル「ええ!?あの妹至上のルルーシュがナナリーほっといて夜遊びっすか!?」ミレイ「んーやっぱり、変かぁ。」リヴァル「ですよねぇ。」ミレイ「今度シャーリーがいないところで、ルルーシュ問い詰めてみる?」リヴァル「うまーくはぐらかされそうですけどね。」ミレイ「まあ、そうにだとしても違うとしても、本人から話してくれなきゃどうにもならないじゃない。」ミレイ「さっもう遅いしシャーリーも待ってるから、早くアッシュフォード学園に帰りましょ!」ミレイ(ディートハルト・リート・・・敵に回したくはないわね。おじい様にも伝えて警戒しておかないと。)ミレイ(でもまあ、有益な情報はもらえたし、今回はこれで良しとしましょう。)ミレイ(ルルーシュがゼロ、か・・・。皇族嫌いは相変わらずだし、頭も良いからなろうと思えばなれると思うけど・・・)ミレイ(・・・まさか。ルルーシュがゼロなわけないじゃない。)ミレイ(でも、クロヴィス殿下も異母弟相手なら警戒しないで懐まで入れそうよね・・・ナナリーほっといて遊びに行くなんて考えられないし・・・)ミレイ(あーもう!シャラープッ!!)ミレイ(こんなこと考えてても仕方がないじゃない!今はMr.リートへの対応策を考えないと!)バンバンッリヴァル(会長、一人悶々としてるけど大丈夫かなー)アセ<<2014/06/24 15:22 実は、一番最初の部分からネタメモと違っていたり。 元々ミレイが生徒会メンバーを尾行する話だったのですが、気がついたらリヴァルや ニーナを引き連れて遊びに行く話しに。まあミレイらしいといえばミレイらしいか。 もっとキャラを出せたらよかったなあ。今度使わなかった書き溜めも載せます。 この後は帰宅中のミレイ達が出かけようとしているルルーシュと遭遇しますが、字数 制限があるのでここで区切ります。>> [0回]PR