03 May 死神の悪夢【複数人用アレンジ】 その3 CoCシナリオ『死神の悪夢』の複数人用アレンジ版の続きです。最初から読む方はこちらへどうぞ一人用はこちらからどうぞ 15. 死神の願い 図書館に戻ってから死神は改めて願い事を言う。 死神の願いは以下の三つである。 ・死神の悪夢から湖の怪物を退けること ・死者の湖を元通りの神聖な場所に戻すこと ・湖の怪物に操られたアンデッド達を救ってやること そして死神達が調べた結果、以下のことが判明している。 ・湖の怪物はおそらく現世のイギリス、セヴァン谷の湖に棲むグラーキである。 ・死者の湖とセヴァン湖が空間を越えて繋がってしまっている。 ・原因は地獄行きの死者の中にいたグラーキの信者が、タグ=クラトゥアの逆角度という呪文をかけたこと。 ・タグ=クラトゥアの逆角度は異世界のグラーキがいる場所と呪文をかけた湖との間に門を開く呪文である。 ・その呪文はもう一度唱えることで空間を切り離すことができること ・湖を切り離せば死者の湖は元に戻るが、既にグラーキが移住してしまっているため別の呪文で追い返す必要がある。 ・タグ=クラトゥアの逆角度とグラーキを追い返すための呪文は死神達が習得済みである。 ・呪文は非常に複雑で時間がかかるが、湖で詠唱するひつようがある。 ・そのため、途中でグラーキの従者に妨害されてしまう。 ・死神が一人でいたとしても、グラーキの従者たちは隠れ、追ってはこない。 ・囮になれるのはグラーキの従者になれる人間だけである。 ・たとえ囮がいたとしても、グラーキが帰されそうになれば従者達は全力で妨害してくるだろう。 ・グラーキの従者達は強い光に当たると崩壊し、消滅する。 ・グラーキの従者達は消滅させてグラーキの束縛から解放してやることしかできない。 ・グラーキは信者が少ないため、組織的に従者達を消滅させた場合、激怒し暴走することが予想される。 ・グラーキや集団で襲いかかってくるグラーキの従者には死神達では勝てない。 ・よって、従者の消滅とグラーキを追い出すのは同時進行でなくてはならない。 これらのことから、解決策は以下の通りである。 ・死神達で湖を元に戻し、グラーキを追い返す儀式を行う。 ・探索者には囮になり、グラーキの従者達を引きつけ、強い光を当てる。 ・灯台のような広範囲に強い光を発するものを創り、他の場所にいる従者達も解放してやる。 そして、彼が立てた作戦は以下の通りである。 1. 探索者がDEX駅に灯台を創る。 貴方にとっては夢の中なので、建造物も好きに創ることができるはず。 この時、灯台は湖から離れた位置に創る。 また、中にも強い照明を設置すること。 2. 探索者が1人で湖に近づき、足を踏み入れる。 グラーキの従者達は、探索者を仲間に引き入れるため近寄ってくるだろう。 3. グラーキが迫ってくる前に探索者は灯台へ逃げる。 グラーキは従者達に命令し貴方を捕まえようとするはずである。 4. 死神がDEX駅に集まり、タグ=クラトゥアの逆角度と暗黒の呪いの呪文を詠唱する。 5. 探索者は灯台の中にグラーキの従者達を閉じ込め、灯台内と外の明かりを一気に点灯する。 この時、目は閉じておくことをオススメする。 6. グラーキは呪文によって帰され、死神の悪夢をさまよっていた従者も消滅する。 ここまで言うと、青いローブの死神は探索者の意見を求めるだろう。 勿論、探索者がもっと安全で効率の良い方法を提案するならば、死神は喜んで作戦を変更する。 ちなみに、太陽を創造することを提案しても、グラーキが天候を操った記録があると却下される。 また、詠唱中のグラーキの攻撃について指摘されても、死神は「ヤツはトゲで攻撃してきます。骨の身体なら問題ないでしょう」と笑って流す。 なお、同行者がいる場合は、複数人で囮役をやってもよいし、探索者がやらなくてもいい。 囮役にならなかった人は、詠唱に参加するとよいだろう。詠唱に参加する人には、「暗黒の呪い」の呪文を教えてくれる。詳細はルールブックか20. NPC の青いローブの死神の呪文を参照のこと。 ある程度確認したところで、死神は再び探索者に確認をとる。「私どももサポートはいたしますが、非常に危険な役目になります。改めて確認しますが、本当に協力していただけますか?」 探索者が拒否すれば、死神は「悩みを聞いてくださりありがとうございました。他の方をあたってみます」と哀しそうな顔をするが、必死に止めようとはしない。この世界の物を飲食していなければ、探索者にデパートからの帰り方を教えてくれる。 探索者が了承すれば、死神は探索者に深く感謝し、無線で他の死神と連絡を取ってから湖へ先導してくれるだろう。16. 湖 DEX駅にある湖は幅が狭く、対岸が見えるほどである。ただし、一部霧がかかっており先が見えない場所がある。 岸では黒いローブを着た人々が湖の傍に集まり、杭を立てている。この人々は動くミイラことグラーキの従者である。彼らは探索者達に気がつくとさっと物陰に隠れ、様子を伺う。 湖は澄んでおり、緑色の水が溜まっている。ただし、霧の近くの水は青い。 湖の底には水草がいっぱい生えているが、すり鉢状になっており非常に深い。 湖の中央付近を覗くと、何やら巨大な物が湖の底で蠢いている。<目星ロール>をしたり、水中をよく見てみると、底から水面近くまで無数のトゲが伸びている。 探索者が水面に足を踏み入れようとした場合、<幸運ロール>をする。 成功した場合、探索者は背後から動くゾンビが近寄ってきて、貴方の背中を押そうとしていることに気がつく。 動くゾンビとは距離があるが、そのまま待っていれば背を押され、湖の深い場所に落とされる。 この時、再び<幸運ロール>を行う。失敗すると探索者はグラーキのトゲに刺さってしまう。7d3のダメージ。 水中に落ちたものの刺されなかった場合、グラーキはトゲを縮めると水面に浮上し、再び貴方にトゲを伸ばしてくる。 グラーキが水面に姿を現すのは3ラウンド後である。水面に姿を現すと、貴方をトゲで刺そうと狙ってくる。なお、水中では<回避>は技能値の半分の確率になる。 岸に上るには、<水泳>に成功する必要がある。失敗しても溺れ、窒息までは至らないが、その場でもがくだけである。 岸に上がっても、駅のホームに戻ったり、姿が完全に見えなくなるまではグラーキの従者が探索者を追ってくる。 グラーキの従者に追いつかれた場合、従者は組みつこうとしてくる。捕まった場合、振りほどくにはSTR12とのSTR対抗になる。湖の岸に連れていかれたならば、グラーキが貴方の胸にトゲを突き刺すだろう。 グラーキの従者から姿が見えない位置に行くには、2回連続でDEX3とのDEX対抗ロールで勝たなければならない。 駅のホームに行くと、DEX駅の駅員の女性が待っている。彼女の姿を見れば、グラーキの従者たちはおとなしく湖に戻るだろう。 水面に姿を現したグラーキを見た場合、探索者はそのおぞましい全貌を目にしてしまうだろう。 貴方が目にしたのは、とてもこの世の物には喩えられないような化け物だった。 楕円形の身体からは無数の鋭利なトゲが生えている。トゲはおそらく金属でできていて、水に濡れて怪しく光っている。その楕円を引き裂いたかのように巨大な厚ぼったい唇からは、寒気が覚えるほどの暗闇と鋭い歯が見えた。唇のうえには触手のような物が三本生えていて、それぞれの先にはギョロギョロと動く目がついており、こちらを見据えている。体の下に大量についている三角形のビスのようなものは足なのだろうか。波打つように蠢きながら、それはこちらへ徐々に近づいてくる。 おぞましい化け物に目をつけられてしまった貴方は1d3/1d20のSANチェックである。 しかし、貴方は震える足を叱咤して、急いで逃げなくてはならない。貴方の胸の前には、化け物が伸ばしたトゲが近づいてきているのだから。 トゲに刺されても生きていた場合、トゲを引き抜くことは可能である。ただし、グラーキの従者に組みつかれている場合は振りほどくのに1ラウンドかかる。また、水中には掴まる物がないので、外すには<DEX×3>か<STR×3>に成功する必要がある。 トゲを刺された時点で死亡したり、1戦闘ラウンドの間に抜かなければ、トゲから毒が注入され探索者はアンデッドにされてしまう。毒を注入された時点で生きていても逃げ場はないため、再びトゲで刺されて完全なグラーキの従者にされるだろう。探索者はロストし、18. エンディング のアンデッドエンドになる。 湖の周辺は草原のようになっており、遮蔽物が何もない。 聞こえてくるのは風の音と、電車が走る音だけである。 霧の奥は現世へ繋がっているが、無事現世へ戻るには火のついた提灯が必要である。 何も持たずに行こうとした場合、酷い頭痛が発生する。 それでも進んだ場合、探索者は自分の足先すら見えない霧の中をさまようことになる。 ある程度迷った後、<幸運ロール>に失敗すると、湖に足を踏み入れている。 そのまま湖の近くにいれば、グラーキが姿を見せ、探索者にトゲを伸ばしてくる。 そして、たとえ湖から離れたとしても、しばらくするとまた湖に足を踏み入れているだろう。 霧の中に入ってすぐ戻るか、<ナビゲート>の半分に成功すれば、死者の湖に戻ってくることができる。 しかし、もしも死者の湖に戻ってこられなければ、探索者は何度も湖に足を踏み入れることになる。 三度目に足を踏み入れた場合、既にグラーキは探索者の目の前におり、トゲを伸ばしている。探索者は逃れられないことを悟り、目を閉じるだろう。18. エンディング のアンデッドエンドとなり、探索者はロストする。 提灯を持っていても、自分の周囲を照らしてはくれるものの、目印はない。 ただし、湖に近づいてもすぐに存在を気がつくことができるし、徐々に電車の音が遠のいていることは感じる。 勿論、湖に足を踏み入れてしばらくすればグラーキが近寄ってくるし、何度も足を踏み入れればグラーキが待ち構えているだろう。 しばらく霧の中を歩き、電車の音が聞こえない位置まできたら、<幸運>か<目星>を振る。 成功すると、何やら細い糸が光っていることに気がつく。それは自分のへそから霧の奥まで繋がっており、どこまで長いのかは分からない。 <オカルト>か<知識>に成功すれば、これはシルバーコードと呼ばれる魂と肉体を繋ぐ糸だと気がつくだろう。 なお、<幸運>や<目星>に失敗しても、しばらく進むたびに何度も振ることができる。 シルバーコードを辿っていくと、糸の先に強い光が見える。光に飛び込むと、探索者の意識はホワイトアウトするだろう。 その後は18. エンディング のノーマルエンドに突入する。17. 作戦決行 以下は青いローブの死神が提案した作戦をそのまま決行した場合のことを書く。 作戦に変更があれば、必要に応じて対応してほしい。 湖にやってくると、死神はまず探索者に、死神の悪夢中が照らされるような太陽のように明るい灯台が湖のはずれにあれば、と強く念じるように言う。 探索者が言われた通り念じると、湖や駅から少し離れた位置に灯台が突然現れるだろう。 探索者が驚いているところに、他の死神達9人が集まってくる。死神達は既に本来の姿になっている。なお、この場に来ていない死神は、他の場所で誘導や指示、戦闘を行う手筈になっている。 死神達は貴方に頭を下げ、危険が迫ればすぐに逃げるよう言ってから階段の陰に隠れる。 湖の様子は16. 湖 の通りである。 探索者は作戦の通り、湖に足を踏み入れるだろう。 この時、探索者は背後に意識を傾けているため、<幸運>を振らなくても従者達が近寄ってきていることが分かる。 勿論、そのまま待っていれば逃げ道を塞がれてしまう。KPはなるべく早く逃げるよう促すとよい。 押されそうになれば死神の1人が守ってくれるが、その場合すぐに灯台へ向かわなければグラーキの従者達は警戒し、周囲を確認するだろう。 探索者が灯台の方へ駆け出せば、DEX駅にいるグラーキの従者達は組織的に探索者を追いかけてくる。 追いつかれず、引き離さずに走っていくにはDEX3とのDEX対抗ロールに成功する必要がある。 失敗したら振り直し、2回連続で失敗すると追いつかれる。 探索者が灯台の方へゆっくり走っていくと、死神達は湖の前に集まって、円形になる。 青いローブの死神はタグ=クラトゥアの逆角度の術式を書き、他の死神達はDEX駅の駅員を中心に円になる。 そして暗黒の呪いの詠唱を始めるだろう。詠唱は2~3分続く。詠唱はおそらくムーンビーストの言葉だが不明なため、適当に考えてよい。 しばらくするとグラーキが水面に浮上し、トゲで死神を攻撃をする。 しかし、死神達の体を通り抜けてしまい、攻撃は当たらない。 従者達を呼び戻そうとした時には、詠唱は終わりを告げるだろう。 そして同時に青いローブの死神も術を完了し、術式が強烈な光を放つ。 グラーキはもがくが、徐々にその姿は光に呑まれ、最後には見えなくなってしまうだろう。 死者の湖にいた人々はあまりに強い光に思わず目を閉じる。 囮はしばらく走っていると、灯台へ辿り着く。どんな灯台か指定していなければ、中に螺旋階段があり、上部に巨大レンズがついた回転式の白い大きな灯台である。 灯台の中に入れば、グラーキの従者は囮を見失うことはない。 再びDEX同士の対抗ロールに成功すると、充分距離をとることができる。 階段を走りながら<目星>に成功すると、途中にレバーがあることに気がつく。レバーを下ろせば、灯台の出入口が閉まる。 階段を上りきると展望台のようになっており、周囲を一望できる。 この時、湖の方を見ればグラーキの姿を見てしまうだろう。 灯台のスイッチはレンズの近くに上る梯子の傍らである。 スイッチを押せば、灯台内の全照明が点灯され、死神の悪夢全体が強い光に包まれる。 貴方は目が眩み、そのまま目が開けなくなる。階下でおぞましい呻き声が上がっていたが、貴方はどこか安堵しながらそれを聞いていた。 死者の湖にいる人々も、目が眩んで開けることはできないが、おぞましい呻き声と死神達の話から、灯台が点灯されたこと、従者達が崩壊を始めたことを知る。 青いローブの死神は人々にしばらく目を開けないように言う。 うめき声は徐々に小さくなっていく。上手く光から逃げおおせた者がいても、きっと死神達が消滅させてくれるだろう。 人々は心地よい微睡みを覚えながら、光の中ただただ佇んでいた。 このまま探索者達は意識を失い、ベストエンドに突入する。 作戦の変更によりホワイトアウトできない場合や、最後に別れを告げたい場合は、エンディングの前に以下のシーンを挟んでもよい。 2時間もすると呻き声は聞こえなくなる。そして探索者は、何かの気配と、急に明かりがなくなったことを感じる。固まる探索者を落ち着かせるように、青いローブの死神は「もう大丈夫ですよ」と声をかけてくる。目を開けると、灯台内の明かりは消えている。辺りを見渡してみれば、もう湖にあのおぞましい怪物はおらず、あちこちに緑色の煙が立っていた。 探索者は青いローブの死神と共に死者の湖に戻る。階下は緑一色になっていたが、貴方は何も考えないようにした。 死者の湖はかつての姿を取り戻していた。緑色の水面は輝き、身が引き締まるような清廉さがある。霧は消えた先には草原が広がっている。もう怯える物は何もないことが貴方には分かった。貴方達は、あの湖の怪物を追い払うことに成功したのだ。 そして死者の湖には、上り電車に乗っていってしまった探索者も現れるだろう。 喜びを露わにする探索者達に、死神達を引き連れた青いローブの死神は言う。「死神の悪夢を救っていただき、本当にありがとうございました。これで安心して死者を迎え入れることができます」 そして彼が呪文を唱えると、湖が強く輝く。水面をのぞき込むと、見慣れない天井が見えた。貴方は直感するだろう。これは貴方の肉体が見ている光景なのだ。「こちらに足を踏み入れれば現世へ戻ることができます。こちらも忘れずにお持ちください」 探索者は貴方達が大切にしていた物を受け取る。もしもデパートを覗いていれば、デパートに置いてあった物である。「それではまた、いつか会える日まで」 死神達は敬礼し探索者達を見送る。貴方達は湖に足を踏み入れると、強い光に呑まれそのまま意識を失った。18. エンディング 大きく分けて5つのエンディングがあります。 プレイ状況によって、各探索者が違う道を選ぶかもしれません。その場合は、あくまで一つの処理として扱っていただいてかまいません。選択肢は全員にあるのですから。ベストエンド ・グラーキを死神の悪夢から追い出す。 目を覚ますと、貴方は馴染みのない白い天井を見上げている。見回してみれば、そこは病室だろう。 貴方は事故に遭い、大怪我を負ったことを思いだす。 しかし、貴方は自分の身体の違和感に気がつくだろう。痛みがないだけでない。どこにも傷がないのだ。 病室を見回すと、同じように驚く人々と目が合う。一緒に事故に遭い、共にあの悪夢を旅した人々である。 そこに看護師が様子を見に来るが、その看護師は絶句してしまう。看護師の話によると、貴方たちは大怪我を負い生死の境をさまよっていたらしい。 貴方達は先ほどまで見ていた夢を思い出す。きっとこれは、青いローブの死神からの感謝の気持ちなのだろう。 貴方たちは念のため検査を受けたが、完治していたため、何故か病室に置かれていた荷物を持ってそのまま退院することになった。 貴方たちは一緒に病院を出て、日常に戻っていく。 その後も死神の悪夢の都市伝説は残っていたが、動くミイラの都市伝説は徐々に廃れていった。 貴方達は恩人にお返しができたことを実感しながら、これからも生を謳歌することだろう。 おめでとうございます。ベストエンドです。ノーマルエンド ・探索者が生還する 目を覚ますと、貴方達は馴染みのない白い天井を見上げている。見回してみれば、そこは病室だろう。 貴方達は事故に遭い、大怪我を負ったことを思いだす。 貴方達は周囲を見回そうとするが、首が動かない。そこに様子を見に来た看護師が、貴方達は大怪我をし生死の境をさまよっていたこと、手術は無事終了したが、怪我は大きく暫く入院が必要なことを伝える。 貴方達は目を閉じ、先ほどまで見ていたのは、彼岸だったのだろうかと考えるだろう。 数か月後、貴方達は無事退院し、いつもと変わらない日常に戻る。 死神の悪夢の都市伝説は未だ残っていたが、最近は動くミイラの都市伝説に取って代わられているようだ。 しかし、貴方は決して関わろうとはしないだろう。人知の及ばないものに手を出して、再びあの悪夢を見たくはない。 またいつか見るであろう夢に思いをはせながら、貴方達は今日も眠りにつくのだった。 ノーマルエンドです。ご生還おめでとうございます。天国エンド ・上り電車で終点まで行ってしまった。 「次は終点。花園」 アナウンスに促され窓の外を見てみると、そこは美しい花畑だった。ホームはなく、同じ車両にいた人々は花畑に直接下りていく。後ろを振り返れば、そこには澄んだ川があるが、川の底には亡者の手が見えた。 貴方が思わず立ち止まっていると、青いローブの死神が貴方の前に立つ。 「貴方は既に二度死にました。肉体が死に、記憶が死んだのです。もうかける温情はありません。転生の時をここで待ちなさい」 既に下車した人々は呆けたように歩いていく。その後ろ姿に個はない。貴方は悟る。もう自分は完全に死んでしまい、戻ることは叶わないのだと。 バッドエンド1、天国エンドです。 探索者はロストになります。地獄エンド ・下り電車で終点まで行ってしまった。「次は終点。POW」 アナウンスに促され窓の外を見ると、煉獄の炎が踊っていた。その炎の間をぬってひび割れた地べたを這いずり回る亡者。あちらこちらから噴き出るようにうめき声が響いている。終点だというのに、そこに人間は誰一人いなかった。 扉が貴方を誘うように開く。黒いローブを着た乗客は立ち上がり、よろめくように外を目指す。 そのうちの一人のフードが脱げた時、貴方はおぞましさに吐き気が込み上げるだろう。その顔は朽ちたミイラのような、いや、外の亡者と同じ形相をしていたのだ。 しかし貴方達は、亡者達と共に電車を降りるだろう。手足は骨と皮だけになり、考える力をなくし、抵抗するだけの意思も体力も失った状態では、他にできることなどなかった。何より、貴方のおぞましい怪物のような形相は、ほとんど彼らと同じになっていたのだ。 バッドエンド2、地獄エンドです。 探索者はロストになります。アンデッドエンド ・グラーキの従者にされた場合。 目を覚ますと、貴方は馴染みのない白い天井を見上げている。見回してみれば、そこは病室だろう。 貴方は誰かと事故に遭ったことを思い出す。しかし、貴方にはもう、そのようなことはどうでもよかった。血の気の引いた足を下ろし、服を着替え、貴方は揚々と病室を出る。その胸には、深々とトゲが突き刺さっていた。 次の日の朝、貴方の病室を訪れた看護師は、貴方がいないことに気がつくだろう。あちこち探し回っても、指先一つ動かせなかったはずの貴方の姿はどこにもなかった。 その後、貴方の姿を見た者はいない。見たとしても、とうてい貴方とは分かってもらえないだろう。 貴方は数か月の間にみるみる姿を変え、主に忠実な生きる屍となったのだから。 バッドエンド3、アンデッドエンドです。 探索者はグラーキの従者になり、探索者はロストになります。19. 報酬 探索者自身が生還する SAN + 1d6 篠原哀を助ける SAN + 1d3 死者と会い会話をする SAN + 1d3 グラーキを見る クトゥルフ神話技能 5% 贈呈 暗黒の呪いを習得する クトゥルフ神話技能 2% + 呪文「暗黒の呪い」贈呈 グラーキを追い払う SAN + 1d10 形見を受け取る アーティファクト「(探索者の名前)の形見」贈呈 「(探索者の名前)形見」…青いローブの死神の祝福を受けた探索者の形見。 1つにつき幸運ロールに+5%の補正がつく。20. NPC青いローブの死神 男性 死神の悪夢の駅員(クトゥルフ2015ドライバーベース) STR:24 DEX:24 INT:24 アイデア:120 CON:34 APP:16 POW:28 幸 運:140 SIZ:16 SAN: - EDU:32 知 識:160 H P:24 M P:28 回避:48 移動:14 ダメージボーナス:+1d6――――――――――――――――――――――――――[技能](職業技能点:640 個人技能点:240)[職業技能] 目星 :85%(25+60) 聞き耳 :55%(25+30) 運転(電車):50%(20+30) 重機械操作:22%( 1+21) 機械修理:22%(20+ 2) 電気修理 :18%(10+ 8) ナビゲート:100%(20+80) 図書館 :100%(25+75) オカルト :40%( 5+35) 心理学 :100%( 5+95) 精神分析:95%( 1+94) 説得 :70%(15+70) 製作(夢の中の物):45%(5+40)[個人技能] 信用 :75%(15+60) 人類学 :50%( 1+49) 考古学 :42%( 1+41) 死神の鎌:80%(20+60) クトゥルフ神話:30%( 0+30)――――――――――――――――――――――――――武器: 死神の鎌 80% 伸縮自在な鎌。大きい時には死神の体よりも大きく、小さい時にはペンダントトップほどのサイズになる。 呪文「刀身を清める」が使われているため、装甲を無視して攻撃できる。 人間の姿の時はペンダントトップとして首から下げている。 この鎌は死神以外には使いこなせない。他の者が使用してもサイズは変更できないし、大鎌サイズでも与えるダメージは1d8 + 1 + dbとなる。 ダメージは以下の通りである。 大鎌サイズ … 2d6 + 1 + db 貫通が起きると、攻撃した部位を切り落とす。 小鎌サイズ … 1d6 + 1 + db 手のひらサイズ … 1d4 ペンダントトップ… なし装甲: 人間の姿の時は通常の人間と同じだが、死亡すると霧散して本来の死神の姿になる。この時、耐久力は全回復する。 死神の姿では体が骨のみなので、ダメージ判定の仕方は骸骨に似ている。 クリティカルやスペシャルは無効になり、貫通可能な武器(銃など)の命中率は半分である。 彼にダメージを与えられるのは、技能に成功したうえ、1d100で[ダメージ×4]よりも低い値を出した時のみである。 ただし骸骨とは異なり、ダメージを受けても体が崩壊することはない。 耐久力が0以下になった場合、彼は黒い霧になるが、しばらくすると耐久力を最大まで回復して元の姿に戻る。呪文: 暗黒の呪い 異次元、異界からやってきた生き物を来た場所へ送り返す呪文。 1d6の正気度と0~任意のPOWをコストにする呪文の使い手のほか、複数の協力が必要である。 呪文の使い手を一団の人間が取り囲み、2~3分ほど全員で詠唱をする。 周りの人間は1POWずつコストにするが、呪文の使い手はいくらでも提供してよいし全く提供しなくてもいい。 提供されたPOW1ポイントにつき、呪文の成功率が10%上昇する。 呪文が成功すれば、対象は抵抗することができないまま元いた場所へ送り返される。 呪文を行うには対象の名前が分かるか、姿を見たことがある人が参加する必要がある。 また、対象は離れていても2~3km以内にはいなければならない。 今回のシナリオでは、人間が参加しなくても問題ないことにした。 萎縮 好きなだけのMPと消費MPの半分(端数切り上げ)のSANを消費する攻撃呪文。 詠唱には2ラウンドを必要とする。 自身の残ったMPと対象のMPの対抗ロールに成功した場合、対象を破壊し黒焦げにすることで、対象の耐久力を消費MPと同じだけ削る。 治癒 MP12とSAN1を消費する。 2d6ラウンド後、傷、毒、病などによる症状が2d6耐久力分回復する。 最大値を超えて回復することはできない。 さまよう魂 眠りについてからMPが1になって12時間後に目覚めるまでに、自分の魂を別の場所に送って様々な物を見聞きすることができる。 ただし、物を動かすことはできない。 また、POW×15以上の人や眠りについている者には存在を気づかれる。 生命の察知 1MPと1SANをコストにする。 特定の場所にいる生命体の一般的な性質を感知できるようになる呪文。 個人を特定できるわけではないが、どんな生き物がいるかは判別できる。 タグ=クラトゥアの逆角度 グラーキを別次元から呼び出すための門を開閉する呪文。 高度に数学的な呪文のため、INT18以下の者には扱うことができない。 1d20正気度と3POWをコストにする。 呪文をかけると、別次元にいるグラーキと術者のいる次元との間に門が開かれる。これにより、グラーキはこちらの次元に干渉することができる。 また、門が開かれた場所で呪文をかければ、既に開かれた門を閉じることができる。 グラーキの黙示録の第一巻に書かれているとされる。 (ルルブ非掲載。Chaosium社のサプリメント"Ramsey Campbell's Goatswood and Less Pleasant Places"に掲載されているそうです。今回は「湖の住人の小屋」様のページhttp://www5d.biglobe.ne.jp/~lake-god/gw_rev.htmlを参照させていただきました。) 魂の罠 人の魂を護符(1POWと1d4正気度をコストに用意する)の中に閉じ込める呪文。 死んだ時に対象がこの護符を持っていると自動的に捕らわれる。 術者は2、3語の簡単な言葉を口にするだけで、自分のPOWと同じラウンド数だけ護符の中の魂を呼び出しておくことができる。再び呼び出すには、同じラウンド数だけ経過しなければならない。 呼び出した魂は生前と同じ姿恰好になるし、話すこともできる。 魂を追い払うにはPOW同士の対抗ロールになり、成功すれば魂はすぐに消える。 このシナリオでは、対象の同意があれば死後も護符の中に閉じ込めることができる。 また、死神はPOWに関わらず何ラウンドでも呼び出しておけるし、対抗ロールなしで魂を追い払うことも、生き返らせることも可能である。 刀身を清める 純粋な金属で出来た刃物を、普通の武器では傷一つつかないような生き物にもダメージを与えたり殺したりできるようにする。 1POWと1d4のSANを消費し、SIZ10以上の動物の血を生贄にする。 刀身が壊された時には呪文の効果はなくなるが、超自然の生き物を攻撃したことで刀身が傷つくことはない。 窓の創造 術者のみが開閉材料ができる「門」を創造するための呪文である。 窓を通るためのMPは術者が払い、窓を通る人はMPを消費する必要はない。 窓は両方向のものも一方通行のものもつくることができる。 夢見る人の罠 体から離脱している特定の人間の魂を術者のところへ引き寄せる呪文。 呪文をかけるには8MPと1SANのコストと、20分の時間がかかる。 呪文の使い手と対象との距離は8km以内である必要があり、対象がPOW同士の対抗ロールに失敗しなければならない。 魂が捕らわれるようなことがなければ、対象の魂は他の夢に参与するために別の場所に行ってしまう。 対象は鮮明な夢として引き寄せられた先のことを覚えている。 今回のシナリオでは、別次元から呪文をかける時には距離の制限をなくしている。 霊の識別 対象の精神や肉体にとりついている異界の生き物の正体を暴くための青灰色の粉を創造する呪文。 粉の制作には12MPと2SANのコストがかかるが、出来上がった粉は誰でも使うことができる。 人間に1つまみの粉を振りかけ、ある言葉を唱えると、とりついている生き物の実物大のシルエットが1ラウンドの間見える。この時の正気度喪失は通常の半分である。 粉を作るには、100年以上たっている古い鏡の破片の粉末と、一握りの金粉、哺乳動物の血、そのほかKPの考えた2種の特別な材料がいる。 暗所で一昼夜瞑想した後、粉の材料を混ぜ合わせ、コストを消費し、短い詠唱をすると材料が燃え、完成する。 その他、必要な呪文があれば3つまでKPが付け足してよい。正気度喪失: 人間の姿の時は0 死神の姿の時は0/1d6特記事項: 彼は現存使用されている全ての言語を母国語として扱える。 古い言語や特殊な言語を知っている確率は65%である。もしも知っていた場合、それらの言語の成功率は75%である。プロフィール: 温情深い青いローブの死神。 ここの死神達のリーダーだが、死者に別れを告げるため、命の重さを忘れないため、「死神の悪夢」の駅員として働いている。 基本的に彼から攻撃するようなことはしないが、暴れた結果他の者に危害を加えるような場合には責務を果たす。 人望はあつく、彼を攻撃すれば他の職員が黙ってはいないだろう。補足: 青いローブの死神は人ではないため、技能値や能力値の上限を設けていません。 電車技能は、ルルブの説明の限りでは運転か操縦か重機械操縦か迷いましたが、電車を動かすには動力車操縦者運転免許という運転免許が必要なため、運転にしました。ちなみに船や航空機を操縦するための免許は運転免許とは言わないそうです。納得がいかなければ変更していただいて構いません。死者の湖の番人 女性 DEX駅の駅員(死神の悪夢の駅員と同様) STR:28 DEX:33 INT:27 アイデア:145 CON:27 APP:16 POW:29 幸 運:140 SIZ:11 SAN: - EDU:28 知 識:140 H P:19 M P:29 回避:66 移動:14 ダメージボーナス:+1d6――――――――――――――――――――――――――[技能](職業技能点:560 個人技能点:270)[職業技能][職業技能] 目星 :95%(25+70) 聞き耳 :95%(25+70) 運転(電車):65%(20+45) 重機械操作:38%( 1+37) 機械修理:40%(20+20) 電気修理 :31%(10+21) ナビゲート:80%(20+60) 図書館 :55%(25+30) オカルト :30%( 5+25) 心理学 :30%( 5+25) 精神分析:80%( 1+79) 説得 :68%(15+53) 製作(夢の中の物):30%(5+25)[個人技能] 信用 :60%(15+45) 博物学 :50%(10+40) 水泳 :60%(25+35) 歴史 :70%(20+50) 死神の鎌:95%(20+75) クトゥルフ神話:25%( 0+25)――――――――――――――――――――――――――武器: 死神の鎌 95%装甲: 青いローブの死神と同様呪文: 暗黒の呪い さまよう魂 生命の察知 魂の罠 刀身を清める その他、必要な呪文があれば1つだけKPが付け足してよい。正気度喪失: 人間の姿の時は0 死神の姿の時は0/1d6プロフィール: DEX駅で死者の湖を見張る死神。 人間の姿ではきつめの美人である。 青いローブの死神の次に古参で、彼を強く信頼している。 『死者の湖に関する調査報告書』は彼女が書いた。 他の職員(死神)の能力値は必要に応じて作成してください。 能力値は基本的に3d6+18で、SIZは1d10+8、APPは2d6+6です。実際に賽を投げて決めなくても構いません。 生物ではないのでSANはありません。それどころか、名前もありません。 職業技能、装甲、正気度喪失は青いローブの死神と同じです。 死神の鎌や呪文の有無、技能値、個人技能はご自由にどうぞ。呪文は死神っぽいものならば何でも構いません。 ただし、暗黒の呪いだけは全員青いローブの死神から習得済みです。 彼らは基本的に青い駅員服を着ています。人間の姿でもすらりと細身です。 死神の姿では骨の体に青い駅員服を着て、上に黒いローブを纏っています。篠原 哀(しのはらあい) 性別:女 職業:高校生 年齢:18STR: 8 DEX:12 INT:15 アイデア:75CON: 6 APP:12 POW: 7 幸 運:35SIZ:12 SAN:35 EDU:12 知 識:70H P: 9 M P: 7 回避:24 ダメージボーナス:なし――――――――――――――――――――――――――[技能](職業技能点:240 個人技能点:150)[職業技能]図書館:60%(25+35) 母国語:70%(60+10) 物理学:35%( 1+34)化学 :45%( 1+44) 生物学:40%( 1+39) 歴史 :30%(20+10)他の言語(英語):35%( 1+34) コンピューター :30%( 1+29)[個人技能]薬学 :46%( 1+45) 応急手当:40%(30+10) 製作(調理):30%( 5+25)目星 :75%(25+50) 聞き耳:45(25+20)――――――――――――――――――――――――――プロフィール: 自殺して地獄行きになり泣いていた少女。 出会った時には黒いローブを着ている。 高校三年生で、国立の薬学部志望。得意科目は化学。 中学時代は調理部、高校は化学部に所属。 受験や対人関係のストレスが積み重なった挙句、親と喧嘩し勘当されたショックで家を飛び出し、夜の学校で首を吊った。 飛び降りなかったのは、誰かに見つけてもらいたかったから。補足: 学生探索者のルールは未採用。ベースの職業はありません。 他に、グラーキとグラーキの従者の基本データも載せておきます。グラーキ、湖の住人 STR:40 DEX:10 INT:30 CON:60 POW:28 SIZ:90 H P:75 M P:28 移動:6 ダメージボーナス:なし――――――――――――――――――――――――――武器: トゲ 100%、ダメージ 7d3装甲: 40ポイントの外皮 各トゲは4ポイントの装甲と6ポイントの耐久力を持っている。呪文: ほとんどの呪文を知っており、従者達に教えてやる。正気度喪失: 1d3/1d20プロフィール: 言わずと知れたセヴァン谷の湖の住人。 地域密着型なうえ、周辺が寂れてしまったためすっかり従者が減る一方だった頃に、死神の悪夢にある死者の湖に呼び出された。 死者の湖では好きなだけ奴隷を作り出せるため、結構お気に入りの様子。グラーキの従者、崩壊する奴隷 STR:3d6 DEX:1d6 INT:2d6+6 CON:3d6×2 POW:3d6 SIZ:2d6+6 H P:17~18 移動:5――――――――――――――――――――――――――武器: 組みつき 20%、ダメージ 特殊 小鎌 40%、ダメージ 1d6+1+db装甲: なし呪文: 生きている時に覚えていた呪文のほか、グラーキが教えてくれた呪文も知っている。 今回はなるべくなしがいいかと思われます。正気度喪失: 人間らしい姿 … なし 生ける屍状態 … 1/1d8 緑の崩壊 … 1/1d10特記事項: 日光のような強い光を浴びるとすぐに「緑の崩壊」が起き、体が崩壊していく。 2, 3時間も経てば緑色の光を残して消えてしまう。プロフィール: グラーキのアンデッドの奴隷。 今シナリオでは「動くミイラ」として登場。 元々数が少なかったため目立たなかったが、死神の悪夢にグラーキがやって来たおかげで猛烈に数が増え、世界各地で都市伝説になるほどに。ただしベストエンドでは元に戻る。 なお、動くミイラの都市伝説の中でも、死神のフリをして生還した人の話は彼らが流した嘘である。 本来緑の崩壊が起きるのは生ける屍状態になってから60年近く経過したアンデッドだけだが、今回のシナリオでは下り電車に乗っているだけで体が衰えるため、グラーキの従者になって日が浅くても緑の崩壊が起きる状態になっている。21. 終わりに このシナリオは作者が実際に見た夢を元に作成したシナリオ『死神の悪夢』の複数人バージョンです。 正直大切な人はいなくても問題なかったため、作るのが面倒な場合一人でもこちらを使用していいと思います。 何とか説得をして篠原哀も生還した場合、後日談で探索者と会わせてあげてください。彼女はきっともう一度生を見つめ直し、生きていく決意をさせてくれた探索者に恩返しがしたいはずです。 ベストエンドで過去の偉人が生き返ったりしたら大変でしょうが、まあそれも楽しみの一つということで。 お疲れ様でした。楽しいCoCライフを!22. 地図 死神の悪夢駅 全体図 死神の悪夢駅 一階 死神の悪夢駅 二階 DEX駅 [0回]PR